歴史紹介
革新を続け、「安全と安心」を確かなものに。
PQA事業部は、アンリツの計測技術を礎に、1964年の重量選別機の開発以来、品質検査技術の進化を追求してきました。重量検査機や異物検査機をはじめとする製品を通じて、お客様の品質保証を支えながら発展してきたPQA事業部の歩みをご紹介します。
- 1895
- アンリツ創業
計測・測定技術を中核とする技術基盤を確立。
後の品質保証(Products Quality Assurance:PQA)事業の礎を築く。
- 1961
- 電子マイクロメータを開発
作動トランスの原理を用いた微小変異測定器「電子マイクロメータ」を開発。

- 1964
- 重量選別機(オートチェッカ)を開発
電子マイクロメータの技術を発展させ、重量選別機の開発・製造を開始。
その後、食品・医薬品製造ラインにおける高速・高精度な全数重量検査を実現。
PQA事業の起点となる。

- 1969
- 自動電子計量機を開発
重量選別機の電子計量技術を応用し、自動電子計量機を開発。

- 1970
- カプセル用重量選別機を発売
医薬品特有の製造形態に対応した検査機を開発し、カプセル用重量選別機の製造を開始。
医薬品分野は、PQA事業の初期段階からの重要な対象領域として発展。

- 1975
- 食品向け検査機器事業を本格展開
食品製造業向け検査機器を専門に扱う事業体制を構築。
食品・医薬品の両分野を支える品質保証事業として基盤を確立。
- 1981
- 金属検出機を開発
磁気センシング技術を用いた金属検出機を開発。
金属異物混入対策という新たな品質要求に対応し、重量検査に加えた異物検査による品質保証を実現。

- 1994
- 自動電子計量機「クリーンカップスケール」を開発
一定量を高速で充填包装する行程での高速・高精度計量用機器を開発。
高付着性食品の計量に適し、計量できる組み合わせ数も大幅に増加して、省人化に貢献。

- 1990年代~
- 特定用途向け重量選別機を展開
- ランク選別用(魚介類、野菜、工業製品など)
- スタンディング品向け(紙パック用・ボトル用・デザート用など)
- インスタントラーメン用
- 多連・複連用
- サンプリング用(錠剤用)

- 2000
- X線検査機を開発
金属に限らず、ガラス・石・骨など多様な硬質異物検出を可能にするX線検査技術を導入。
食品・医薬品の双方において、検査領域を大きく拡張。

- 2003
- 中国に現地法人を設立
成長市場である中国において、食品・医薬品向け品質検査ソリューションの展開を本格化。
- 2005
- アメリカおよびイギリスに現地法人を設立
北米・欧州市場への展開を強化し、グローバルPQA事業の基盤を構築。
- 2007
- 総合品質管理・制御システム「QUICCA」を開発
検査機データをネットワークで一元管理し、品質管理とトレーサビリティを強化するソフトウェアを販売。

- 2008, 2013
- タイ工場、中国工場の操業開始により、グローバルな生産・供給体制を強化。

- 2011
- 総合品質管理・制御システム「QUICCA2」を開発
バーコードによる個体管理が可能。検査データの特定が容易で正確に。
- 2013
- 組込み式 多連計量システム の開発
包装機や充填機、ロボット搬送など、さまざまな製造設備に組み込める重量選別機を開発。

- 2015
- かみこみ(噛み込み)検査に対応
包装工程における不良を検出するX線検査技術を展開し、包装品質検査への対応を拡充。

- 2017
- 医薬品向け金属検出機を拡充
錠剤・カプセル用の金属検出機を開発。高感度・安定検出に対応。

- 2018
- X線検査技術を多用途・高精度化
- 医薬品用X線検査機
- サイドビュー検査
- デュアルエナジーセンサー
- 大袋・ケース詰め商品向け検査

- 2018
- 総合品質管理・制御システムQUICCA3を展開
生産データの自動記録による一元管理、生産状況のモニタリング、生産データの帳票出力などが可能に。

- 2019
- 欧州の事業機能をオランダ現地法人に統合
欧州市場におけるPQA事業体制を強化。
- 2021
- PQA事業体制を再編
PQA事業の主体をアンリツ株式会社に承継。
- 2021
- カプセル用重量選別機を展開
医薬品製造ライン向けに、カプセル医薬品の重量を高速・高精度で全数検査する機器を発売。
新開発のハンドリング機構と、小型化したフォースバランス秤を搭載。

- 2023
- X線検査機のIP69K対応を実現
高い洗浄性・耐環境性能により、衛生管理要求の厳しい食品・医薬品製造現場への適用を拡大。

- 2023
- 超高速重量選別機 AW9シリーズを展開
軽量製品向けに最大1,000個/分の処理能力を実現。
生産性向上とロス低減に貢献。

- 2025
- 次世代X線検査機 XR76シリーズを展開
微細な差異や多様な不良品の特徴をAIが学習・抽出し、AI判定による高度な品質検査が追加可能に。

- 2025
- におい検査機を発売
AIとにおいセンサーにより、人の嗅覚に基づく官能検査を自動化。
においを「見える化」することで、感覚品質の安定評価を可能に。

- 2026
- NIR錠剤検査装置 Ariphas™を展開
透過型NIRによる非破壊・光学検査で全数検査を実現。
錠剤の成分・品質そのものを検査する新たな品質保証領域へ拡張。

- 現在
- 食品・医薬品分野を支えるグローバルPQA事業へ
重量選別機、金属検出機、X線検査機、NIR検査装置を中核に、製造ラインの品質保証と生産性向上をグローバルに支えるパートナーとして進化を続けている。