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PureFlow WS1に関するFAQ

PureFlow WS1とは、どのような装置ですか。

本装置は、IPネットワーク上を流れるトラフィックをフロー別に分類し、それぞれに対し高精度で帯域制御を行います。

また、TCP高速化機能ライセンス(オプション)を適用することで、長距離通信等による速度低下を防ぐこともできます。

PureFlow GS1と異なる点は何ですか。

PureFlow GS1は4機種あり、回線帯域上限(100Mbit/s、1Gbit/s)とバイパス機能有無の組み合わせて機種を選択していただく必要がありました。

PureFlow WS1は1機種に統合し、回線帯域上限については100Mbit/sを標準とし、帯域拡張ライセンスで1Gbit/sまで拡張できるようにしました。また、バイパス機能については固定RJ-45ポートに対し標準で搭載しております。

そのほか、制御可能階層の4階層化や、固定RJ-45ポート以外にSFPポートを使用可能とするなど、PureFlow GS1から強化した機能が多くあります。

詳細については販売代理店、または弊社営業部門へお問い合わせください。

PureFlow GS1の代わりにPureFlow WS1を使用することは可能ですか。

可能です。PureFlow WS1は、PureFlow GS1の機能をほぼ包含しております。

また、PureFlow GS1の設定データをPureFlow WS1でも使用できるように、設定データを変換するツールを用意しておりますので、機種変更における設定データの再構築など余計な作業が発生することはありません。

詳細については販売代理店、または弊社営業部門へお問い合わせください。

帯域制御機能とTCP高速化機能の両立は可能ですか。

可能です。

PureFlow WS1は、帯域制御機能を標準で実装しており、オプションのTCP高速化機能ライセンスを適用することで、帯域制御機能とTCP高速化機能を併用してお使いいただくことができます。

PureFlow WS1を1台だけ導入してもTCP高速化の効果はありますか。

1台だけの導入ではTCP高速化機能は働きません。

PureFlow WS1は、対向側のPureFlow WSXやWS1と連動してTCPセッションの高速化を実現するため、ネットワークの両側に設置する必要があります。

PureFlow WS1PureFlow WSXを対向設置した場合でもTCP高速化は可能ですか。

可能です。

それぞれに対し、TCP高速化機能ライセンス(PureFlow WS1には「TCP高速化機能ライセンス」、PureFlow WSXには「TCP高速化ソフトウェアライセンス」)を適用することで、両装置間でのTCP高速化が可能です。

TCP-FEC機能とは何ですか。

トラフィックアクセラレーションのTCPパケットに冗長データを付加し、FEC(Forward Error Correction)を行う機能です。

FECとは、ネットワーク内でパケットロスが発生しても再送処理を行うことなく受信側で冗長データにより復元する技術で、映像や音声などリアルタイムアプリケーションによく使われています。

UDPで通信するアプリケーションによく使われている技術で、これをTCP通信に取り入れたものを「TCP-FEC機能」と呼んでいます。

TCP通信は、パケットロスが発生すると回線が輻輳していると判断しスループットを低下させますが、この機能を使うことにより、それを回避することができます。

よって、パケットロスが発生しやすい回線でも比較的安定した転送性能を実現することができます。

SMBプロトコル高速化機能とは何ですか。

SMB(Server Message Block)プロトコルは、Windowsサーバネットワークにおいて、共有フォルダ設定やネットワークドライブを設定することでファイルサーバのファイルを共有するときに使用するプロトコルです。

SMBプロトコル高速化機能は、このSMBプロトコルでの通信を効率化し、ファイルリードやファイルライトの操作を高速化します。

電源冗長とFAN冗長に対応していますか。

PureFlow WS1は冗長構成に対応していません。

冗長構成が必要な場合はPureFlow GSXもしくはPureFlow WSXをご検討ください。

遠隔で装置を管理することは可能ですか。

可能です。

TelnetやSSHによるCLIに加え、WebGUI、WebAPI、OpenFlow(オプション)に対応しているので、簡単にお客さまが作成した外部制御プログラムに連動して装置を運用管理することができます。

光回線、メタル回線の両方に対応可能ですか。

対応可能です。

制御を行うNetworkポートは、SFPに対応しており、1000BASE-Tや1000BASE-SXなど、接続するインタフェースに応じて選択する事が可能です。

帯域拡張ライセンスとは何ですか。

制御可能な帯域幅を拡張するライセンスです。標準では1ポートあたりの転送帯域は100Mbit/sです。

帯域拡張ライセンスを導入することで、最大1Gbit/sまで拡張することができます。

バイパス対応モデルはありますか。

PureFlow WS1は、標準でバイパス機能に対応しています。

バイパスに対応しているポートは、固定のRJ-45(1B, 2Bポート)のみで、SFPポートは対応しておりません。

シナリオ拡張ライセンスとは何ですか。

シナリオとは装置に設定できる制御用の仮想回線を示し、この数を拡張するライセンスです。

標準では2,048シナリオであり、シナリオ拡張ライセンスを導入することで4,096シナリオまで拡張可能です。

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事前検証のために装置を借りることはできますか。

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