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遠隔監視制御装置 H-2100

遠隔監視制御装置

H-2100
この製品は製造中止となっております。
製品概要

市場ニーズ/製品位置づけ

私たちの生活に欠かす事のできない上水道・下水道などのライフライン。それに都市環境問題など、我々を取り巻く生活環境の変化にともない、都市整備などと共にIT時代に対応した遠隔監視や遠隔制御のニーズが高くなってきています。アンリツは種々の監視制御システムの開発に携わり、多くの経験や実務から得たノウハウを活かした大小さまざまな施設の監視制御を効率的に行う新世代型遠隔監視制御装置を開発しました。

製品概要

小容量から大容量まで、インターネット/イントラネットに対応し最新機能を自在にシステムアップ。

H-2100は、ますますブロードバンド化するインターネット/イントラネット時代に対応した新しいソリューションを提供する遠隔監視制御装置です。最新のアーキテクチャーにより、高信頼性と多機能をコンパクトに実現しました。生産現場や諸施設の各種監視制御に幅広く利用できます。

また、種々の形態や規模に対応でき、目的に合わせてフレキシブルにシステムを構築できます。

  • 多様な伝送路に対応する多機能テレメータ
  • 監視データのみならず、音声も同一回線で同時に伝送
  • パソコンや携帯電話からのシステム監視も可能
  • 小容量から大容量まで、設備にあわせた最適な構成が可能なユニットタイプ

多様な伝送路に対応

従来のアナログ専用回線・加入者回線はもとより、IPを活用した、光ケーブル回線、ADSL回線、携帯電話/PHS回線にも対応できます。

フレキシブルな入出力信号構成と拡張性

小容量から大容量まで、入出力ユニットの組み合わせで最適な構成が可能です。また入出力ユニット、機能別ユニットを増設できますので、将来のシステム拡大に優れた拡張性があります。

ホットスワップ機能

システム稼働中に、ユニットの増設や機能増設ができます。

フォールトトレランス性を重視した設計

万一、装置の一部ユニットが機能不全に陥っても、全体に波及せず動作します。

システム構成例

システム構成例

仕様

一般仕様

項目 内容
対向方式 1対1、1対N(N回線同時処理)、1対N対M
伝送路 専用回線(50 bit/s、3.4 kHz)、加入回線
光ケーブル※1、ADSL※1、携帯電話/PHS※1
伝送速度 50 bit/s、200 bit/s、1200 bit/s、(LAN)
データ通信速度1200 bit/sで同時通話が可能
伝送方式 CDT方式(サイクリックデジタル時分割方式)
ポーリング方式、IP伝送
伝送手順 HDLC方式、CDT方式
TCP/IP
LANインタフェース 10BASE-T/100BASE-TX
通話機能 同時通話

項目 内容
プロセス信号入出力 入力 出力
アナログ DC 1~5V、DC 4~20mA
DC 0~1V/DC 0~5V、DC 0~20mA
ディジタル信号 接点データ 無電圧a接点(フォトカプラ) 無電圧a接点(フォトモスリレー)
パルスデータ
接点データ
上位インタフェース WSBP(ワードシリアルビットパラレル)
RS-232C/RS-422
10BASE-T/100BASE-TX

※1:IPベースで外部接続機器を使用し、H-2100とはLANケーブルで接続

設置環境条件

項目 内容
使用周囲温度 -10~50℃(通電状態にて)
保存温度 -20~75℃
使用周囲湿度(非結露) 30~90% RH
アナログ精度保証温度※2 0~45℃
電源電圧 AC100 V±10%(50/60Hz)
AC200 V±10%(50/60Hz)
DC24 V±10%

※2:アナログ精度は、アナログ入力からアナログ出力まで、±0.5%以内です。

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