High Speed Packet Access(HSPA)とは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格のW-CDMA無線インタフェースの進化版であるReleases5と6として標準化されたものです。
HSPAは、Enhanced Dedicated CHannel(E- DCH)として知られており、下り通信のパケット通信の高速化High Speed Downlink Packet Access (HSDPA)、上り通信のパケット通信の高速化High Speed Uplink Packet Access(HSUPA)を実現します。
HSPAをさらに改良したのが3GPPのRelease7で、HSPA Evolutionと呼ばれています。
これは、MIMOと多値変調を使用することで、より高速なデータ転送スピード、バッテリー寿命の改善、遅延時間の短縮を実現します。
アンリツでは、GSMや3G試験での実績のもと、3.5G のHigh Speed Downlink Packet Access (HSDPA)と High Speed Uplink Packet Access(HSUPA)のデバイス、端末(UE)、および基地局を正確に測定するためのラインナップを提供しています。
非常に早い時期からHSPAの可能性に注目し、2002年にディジタル移動無線送信機テスタMS8608A/MS8609AのHSDPA測定ソフトウェアの販売を開始しました。
世界の通信市場の先端企業とのパートナーシップや業界の標準化団体に積極的に参加すると共に、HSPA装置ベンダ様やチップセットメーカー様および通信事業者様を始め、数多くのお客様にトータル測定ソリューションをご提供しています。