PON規格の種類
PONはITU-TとIEEEで規格化されています。上り/下り回線の伝送速度、光波長などによって規格が異なります。現在導入が進められているPON規格は、10 Gbit/sの伝送容量を持つ10G-EPON(IEEE)/XGS-PON(ITU-T)です。またITU-Tでは、TDM(時分割多重)にWDM(波長分割多重)を組み合わせた40 Gbit/sの伝送容量を持つNG-PON2が既に規格化されており、さらに50G-PONの検討も進められています。一方、業界団体の一つである25GS-PON MSA Groupでも、25G-PONの規格化を進めています。