ネットワークマスタ プロ(Ethernet/CPRI/OTDRテスタ) MT1000A/MT1040Aの無線機能(WLAN)が基地局や光線路の工事・保守作業の効率化に貢献。WLANにより、遠隔地からの遠隔操作測定器の集中管理が可能となり、作業時間(測定、結果保存など)の短縮、報告書作成の一元化を実現します。
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2020/7/21 ー MX109020Aがネットワークマスタ プロ MT1040Aをサポート
2020/7/1 ー MX109020A Site Over Remote Access 導入編(ビデオ)
【ビデオ】MX109020A Site Over Remote Access 導入編
開通、工事・保守の現場での作業効率化
局舎内のメンテナンス
局舎内の光ファイバ(光線路)やネットワークの保守で、定期的にOTDR測定を行うことにより、障害発生のリスクを軽減できます。しかし、急なトラブルが発生した場合、経験豊富なスタッフが現場に急行できない場合もあります。
このような場合、OTDRのWLAN接続機能を使用することで、経験豊富なスタッフが遠隔地から光線路(光ファイバ)のトラブル解析・対応を行うことができます。トラブル対応時だけでなく、通常メンテナンスにおいてもWLAN接続機能を活用すれば、遠隔地にいる経験豊富なスタッフに情報を集約、一元管理することができ、トラブル解消の時間を短縮だけでなく、通常のメンテナンス業務も効率化できます。
屋外でのメンテナンス
屋外など、LANの届かない場所にある測定器をリモート操作するには、WAN経由での接続が必要です。この場合、例えば、通信事業者と契約したSIMを組み込んだモバイルルータなどの通信設備を用意します。
しかし、これだけでは足りません。測定器に割り当てられたIPアドレスがわからないため、オフィスのPCから接続先を特定できないからです。以下の2つの準備が追加で必要です。
- モバイルルータに固定IPアドレスまたは、グローバルIPアドレスを割り当てるサービスを、通信事業者と別途契約する。
- モバイルルータに設定を施し、ポートフォワードを有効にする。