400 GbEも、PCIe Gen4/5も。
【動画】次世代Ethernetからバスインタフェースまでトータルにサポートする「シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900A」 2分58秒 音声あり
優れた拡張性
シグナルインテグリティ評価
リンクトレーニング
高品質波形・高感度
NRZ/PAM4の次世代ネットワークインタフェースと高速シリアルバス評価を1台で対応
2.4 Gbit/s~32.1 Gbit/sの広帯域でマルチチャネルの高品質NRZ/PAM4信号を出力するPPG、高感度入力のED、ジッタ耐力試験用ジッタ変調源などを搭載し、さらに、電圧ノイズ耐力試験用ノイズ発生源や10タップエンファシス(オプション)を内蔵し、ハイスピードシリアルデータテストソフトウェア MX183000Aを使用することにより、高速化が進むPCI Express、USBおよびThunderboltのレシーバの設計検証の効率化を実現します。
あらゆる伝送レート/フォーマット マルチチャネル測定要求にすばやく柔軟に対応
MP1900Aシリーズは必要とする機能を選択・追加できる8スロットプラグインモジュール式測定器です。最新通信方式に対応できる柔軟な拡張性により、お客様の開発投資の効率化と商品の早期市場投入に貢献します。
- 8スロット(MP1900A本体1台あたり)
- 最大512 Gbit/sの伝送容量、1台で最大16ch NRZ(32 Gbit/s 2ch PPG x 全8スロット使用時)
- 高速ネットワークとPCI Expressなどのバスインタフェース、両方のテストを1台でサポート
SI PPG、SI ED、ノイズ発生をラインナップに加え、シグナルインテグリティ評価を強力にサポート
送信側の21G/32G bit/s SI PPG MU195020Aに内蔵の10タップエンファシス(オプション)は、さまざまなデバイスやチャネルを模擬した(チャネル通過後の損失を補償した)波形を再現性よく出力できるため、設計検証の効率化に貢献します。
- ビットレート 2.4 Gbit/s~32.1 Gbit/s
- 10タップエンファシス
- 可変ISI機能
- マルチバンドCTLE(8 Gbit/s, 16 Gbit/s, 28 Gbit/s帯域に対応)
- 低残留ジッタデータ出力 115 fs rms(代表値)
- 高入力感度 15 mV(Eye Height)(代表値)
- NRZ/PAM4対応
- CDR SSC対応
- ジッタ(SJ/RJ/BUJ/SSC)、ノイズ(CM/DM/White)耐力測定が可能

10タップ エンファシス機能を使用した波形調整例

エンファシス設定画面例
Variable ISI(オプション)は、高速デバイスのTx-Rx間のチャネル損失を模擬した信号の発生、および損失を補償した波形の出力を容易に行えるため、チャネル損失に依存する高速デバイスの性能検証をシンプルに再現性良く行うことができ、開発期間短縮に貢献します。

ISI設定画面例

ISI、CEI-28 G、14 dB loss代表波形
ジッタ変調源 MU181500B、ジッタトレランステスト MX183000A-PL001、そして、CM/DM/White電圧ノイズを付加することができるNoise Generator MU195050A により、さまざまなインタフェース規格に対応したレシーバの耐力試験を行えます。

正弦波ジッタ(SJ)

ランダムジッタ(RJ)

有界非相関ジッタ(BUJ)

ハーフピリオドジッタ(F/2ジッタ)

CM/DMノイズ

Whiteノイズ
低残留ジッタデータ出力PPG
MU195020A PPGは、残留ジッタ 115 fs rmsを実現しました。これにより、広いEye OpeningのPAM4波形を発生できます。

28.1Gbit/s PRBS 231 - 1
Typical Output Waveform

Low intrinsic RJ 115 fs rms

28Gbaud QPRBS13 Typical Output Waveform
(G0375A リモートヘッド後の出力)
高感度・広帯域入力 ED
ED入力のアナログ帯域は40 GHzを確保。十分な帯域を確保したことにより、小信号入力時でも再現性の高いEyeマージンの特性評価を行えます。

50mVp-pの小信号入力時のEye Contour測定例

バスタブ測定例
PCI Expressのリンクトレーニング、LTSSM解析機能(MX183000A-PL021)
スマートフォンやモバイル端末によるデータ通信量の増加に伴い、通信機器バスインタフェースはPCI Express Gen4(16 GT/s)に高速化されようとしています。
さらに高速化したPCI Express Gen5(32 GT/s)の検討が開始され、高速化への容易な拡張性、シグナルインテグリティ確保のための設計検証時間短縮、投資コスト低減は重要な課題となっています。
それらの高速シリアルインタフェースではデバイス/機器間の相互接続性が重要となってきており、リンク確立に失敗した場合は、物理的な要因か論理的な要因かを切り分ける必要があります。
MP1900AシリーズのPCI Express機能はProtocol Awareness であり、Logical Sub-block を含む物理層の評価を行うために必要となるリンクトレーニングの正常系の動作に加え、LTSSM(Link Training Status State Machine)の異常系の遷移を検出する解析機能を備えています。これにより、要因を切り分けながら検証を進めることができるため、PCI Express Gen1~4、そしてGen5のレシーバの物理層評価を1台で効率よく完結できます。
Add-in Card、System Boardの物理層測定に対応
- Tx/Rx Link Equalization Response Test
- Rx Link Equalization Test
- Receiver Jitter Tolerance Test

リンクトレーニングの状態遷移

LTSSMログ
MX183000 A-PL022は、USB3 .0 /3 .1のリンクトレーニング機能と、異常系の原因切り分けに役立つLTSSM各ステートの遷移を検出する解析機能を備え、ジッタ耐力測定機能(MX183000 A-PL001)と合わせて、一貫したUSB3 .0 /3 .1インタフェースのレシーバテストをサポートします。
シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aについてさらに詳しく
関連リンク
光通信ネットワークの全体像からエリアごとに、わかりやすく記載したリーフレットなど、資料をご用意しています。