ISDB-T/TSBの送信試験に
シグナルアナライザ MS2830AにISDB-Tmm解析ソフトウェア MX269037AをインストールすることでARIB-STD-B46で規定されている送信特性評価を行えます。ISDB-Tmm解析機能に加え、2014年9月にISDB-TSB解析機能を追加しました。
本機能は、MS2690A/MS2691A/MS2692A/MS2840Aにも搭載できます。
マルチメディア放送とは
アナログテレビのデジタル化により利用可能となったVHF帯の周波数を用いた、主に移動体端末向けの放送。
特長
各種デジタル放送に対応
1つのソフトウェアでISDB-T、ISDB-TSB(V-Low、9セグ)、エリアワンセグの各システムをサポートします。
すぐれたRF性能
MER > 55 dB(実測例@101.285714 MHz、ISDB-TSB、入力レベル = -15 dBm)のRF性能を備えています。
さまざまな測定フェーズをサポート
ISDB-Tmm解析ソフトウェア MX269037Aでは、「変調解析」と「電界強度」の2つの測定モードで利用できます。「変調解析」モードでは、周波数誤差やFFTクロック誤差などの数値結果だけでなく、コンスタレーション、MER vs. サブキャリア、遅延プロファイルなどのグラフ機能も用意しています。「電界強度」モードでは、信号レベル、電界強度など数値結果に加え、セグメントおよびレイヤごとのレベルを直感的に確認できるバーグラフを備えています。さらに、本体機能であるスペクトラムアナライザによりスプリアス・占有帯域幅・スペクトラムマスクなどの評価も1台でサポートします。
シグナルアナライザ MS2830Aについてさらに詳しく