IoT機器の測定ソリューション
IoT測定事例のご紹介
固定無線アクセス機器(FWA、または「CPE」機器)の研究開発に
FWA(CPE)機器の5Gアンテナの品質確認と向上のために、何が必要でしょうか?
固定無線アクセス(CPE)機器の品質を確認して改善するには、何を済ませる必要がありますか?最近、FWA(CPE)機器は市場で急速に広がっています。
* CPE … 顧客宅内機器。ルーターなどの中継機器全般を指す。
全体として、次の試験を実施することが求められています。
・RFパラメトリック試験
・法規準拠試験
・オペレーター受入試験
・アプリケーション試験
なるほど、RF関連の試験はFWA(CPE)機器に必須ではありませんよね? なぜならば、モジュールのサプライヤーが、送受信通信品質を確認すべく3GPP試験仕様に従ってRFパラメトリックテストを実施してから出荷していますので。
完成後のFWA(CPE)機器に対してRF関連のテストを実行することを推奨しています。
確かに、通信モジュールベンダーは通常、モジュール単体の3GPPおよびIEEE802.11規格への準拠を保証していますが、完成後のFWA(CPE)機器の搭載状態によっては、製品の材質や、電源/電気部品/その他RFデバイスの内部配置が原因で、RF特性が悪化し、劣化する可能性があります。
あと、アプリケーション試験のIPスループット試験についてはいかがですか?ストレスなく試験したいです。
それもFWA(CPE)機器の試験では重要な指標ですね。アンリツの「ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A」はいかがですか? 市場では主要なモジュールベンダーやチップセットベンダーからも選択いただいており、円滑に試験を開始いただけます。
さらに、5Gのみならず、Wi-FiのOTA試験測定ソリューションも用意しております。お客様が円滑に測定を始められるよう、アンリツの無線通信スペシャリストが支援いたします!
FWA(CPE)機器は最近市場で急速に普及しており、2021年現在、市場に流通している5G機器において、FWA(CPE)機器はスマートフォンに続いて2番目の多さです。したがって、FWA(CPE)機器の5G接続安定性は高品質性とより高いユーザー満足度を達成するために重要です。
詳細については、リーフレット「Measurement Improves CPE Product Quality」(英文)をご覧ください。
アンリツは、モジュールベンダーやチップセットベンダーとの長年にわたる協業関係を生かして、お客様が円滑に測定を始められるよう喜んで支援いたします。
お客様の5G試験需要に、アンリツの「ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A」は安定性と使いやすいGUIをワンボックスで実現いたします。3GPP規格準拠を確認するため自動RF測定ツールも追加可能です。 また、アプリケーション試験には "SmartStudio NR" も用意しており、スクリプティング不要で直感的な操作で試験操作いただけます。
さらに、Wi-FiのOTA試験測定には、アンリツの「ワイヤレスコネクティビティテストセット(WLAN用測定器) MT8862A」がお応えいたしますので、合わせてどうぞご検討ください。