イーサネットネットワークを使用したリモートスペクトラムモニタの接続
MS27100Aとの通信は、機器にあるギガビットイーサネットポート経由で行われます。DHCPを使用してIPアドレスを動的に取得するか、静的IPアドレスを設定するかを選択できます。出荷時、機器には静的アドレス10.0.0.2がデフォルト設定されています。機器への接続がラップトップ/PC経由で行われる場合、Webブラウザ上に表示されるユーザーインターフェイスを介して、IPタイプを変更できます。
DHCPの使用に備え、アンリツは、ネットワークに接続されているすべてのスペクトラムモニタを照会するイーサネットディスカバリプログラムを提供しています。イーサネットディスカバリプログラムは、アンリツのWebサイトにあります。
ユーザによっては、スペクトラムモニタのホスト名をその動的IPアドレスにする、ドメインネームサーバ(DNS)の使用が好まれます。DNSサーバには、ホスト名を作成する機能があります。たとえば、「mymonitor1.org」や「spectrum1.net」などのホスト名を作成できます。無料で利用できるDNSサービスがいくつかあります。このようなサービスの中で、アンリツはwww.no-ip.comを使用しています。ユーザは、アカウントを作成し、機器のホスト名を選択する必要があります。
イーサネット接続の詳細は、「Remote Spectrum Monitors MS2710xA Configuration Quick Start Guide」を参照してください。