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9つの測定機能を集約した多機能スペクトラムアナライザを発売

2022/12/09
干渉波の探索と5G/LTEネットワークの検証に、これまでにない性能と測定能力を発揮

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、干渉波のチェックや5G/LTE基地局の建設・保守業務をサポートするコンパクトでポータブルなスペクトラムアナライザ MS2080Aの販売を開始いたしましたのでお知らせします。

本製品は、9 kHzから4 GHz帯までの周波数をカバーし、9つの測定機能を集約した多機能スペクトラムアナライザで、要求の厳しいフィールドでの測定において時間とコストの削減に貢献します。

MS2080Aは、45 GHz/sでの高速掃引やAM/FMオーディオ復調などの高度な機能に加え、+/- 1dBのレベル確度を含む最高クラスのRF性能を兼ね備えています。また、ケーブル・アンテナアナライザ機能、パワーメータ機能、および5G/LTE解析などに対応し、新旧の通信ネットワークの測定要求をサポートする理想的な汎用測定器です。

製品概要

本製品には、2 µs POI[※1]を実現するリアルタイムスペクトラムアナライザ(RTSA)をオプションとして追加可能です。最大帯域幅40 MHz、表示平均雑音レベル -150dBm未満の性能を持つこのオプションは、識別が困難な様々な信号を特定するのに適しています。スペクトログラムにより、不規則に出現する信号や周波数が変化する信号の振る舞いを表示・記録することができます。

MS2080Aは、4 GHzまでの全ての5GおよびLTE基地局の周波数帯をカバーし、建設・保守をサポートします。また、TDD[※2]信号を正確に検証するため、送信機が送信する時間のみを選定するゲートスイープ解析機能が提供されています。さらに、MS2080Aは、5G/LTE変調品質測定時を含めカバレッジマッピングを提供し、高品質なOver The Air(OTA)[※3]テストを実現します。

本製品は、フィールドの過酷な環境で活躍する、信頼性の高い汎用測定器です。このクラスの測定器では唯一、5ワットの連続RF信号入力に対する耐性を備えており、高出力送信機の信号を誤って入力した際に、測定器が故障しにくい構造となっています。

解像度1280×800の10インチ大型タッチパネルのディスプレイは、直感的な操作が可能で、耐衝撃保護等級 IK08[※4]仕様を満たしています。また、画面内の一部メニューを非表示状態にすることで、測定結果表示を最大化してご覧いただくことができます。

本体付属のソフトケースはIP52[※5]の環境保護等級を持ち、輸送中や雨天時でも機器を保護します。重さ4 kg未満、小型筐体で可搬性に優れ、高性能、高機能を実現した最新のスペクトラムアナライザです。

MS2080Aについてもっと詳しく

用語解説

[※1] POI
Probability Of Intercept、100%の確率で観測・測定できる信号の最小継続時間。
[※2] TDD
Time Division Duplexの略。無線通信は、基地局から端末への下り(ダウンロード)と端末から基地局への上り(アップロード)の通信が有り、同一周波数において「上り」と「下り」を時間を分けて交互に使用する通信技術。
[※3] Over The Air(OTA)
空間電波、アンテナにより電波を受信した測定の意味。
[※4] IK08
耐衝撃保護等級で、高さ29.5cmから1.7kgの鉄球が落下する衝撃に耐える。
[※5] IP52
防水性や防塵性の保護等級を示すもので、IP52では、機器を15度傾斜させた状態で3mm/分の水を鉛直に落下させたときに機器が保護され、且つ、機器の動作を阻害する塵や埃が侵入しない構造を有すことを示す。

 

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