Skip to main content
MENU

MT8870Aで5G Sub-6GHzへの対応を発表

2018/01/31
完全自動かつ業界最高水準の測定速度で5G Sub 6GHzデバイスの生産性向上をサポート

mt8870a-02

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ユニバーサルワイヤレステストセット MT8870Aのソフトウェアを拡充し、新たに3GPPで定義される5G Sub-6GHz New Radio(NR)[※1]端末のRF測定規格に対応することを発表します。

今回開発するソフトウェアオプション「5G Sub-6GHz New Radio Uplink送信測定」、および「Downlink波形ファイル」をMT8870Aに実装することにより、ノンシグナリングベース[※2]の5G Sub-6GHzで定義されている送受信試験が、完全自動かつ業界最高水準の速度で行えます。

MT8870Aは、上限6GHzのシームレスな周波数バンドと160MHz帯域幅を標準的に搭載しており、ハードウェアをアップグレードすることなく、3GPP 5G Sub-6GHzで定義される試験が行えます。これにより、すでにMT8870Aを使用されているお客さまは追加投資リスクを抑えながら5G Sub-6GHz NRへの機能拡張を実現することができます。

2017年12月 に、3GPPで最初の5G NR 仕様が3GPP Release 15の一部として策定されました。これを受け、各国のテレコムオペレータが2019年初頭の商用サービス開始に向け、より実践的なトライアルを加速させることを発表しています。

アンリツは、MT8870Aで5G Sub 6GHz端末、チップセットの生産性向上に寄与するソリューションの開発を進め、5Gサービスの円滑な開始に寄与いたします。

開発の背景

3GPP 5G NR仕様では52.6GHzまでの周波数帯域が定義されていますが、初期段階では、Sub-6GHzスペクトル(6GHz以下の周波数帯)が主流になることが明らかになっています。

この周波数帯は、モビリティやワイドエリアカバレッジなど、4G LTEに近い周波数特性の中でサービスを提供できるというメリットがあり、2020年ころまでは5Gシステムの主役になることが予測されています。

このため、スマートフォンなど5Gデバイスベンダにとって、このSub-6GHzに対応することが最初のステップになることから、今後量産用測定器のニーズが高まることが見込まれています。

この用途で使用される測定器には生産性向上が求められていることから、アンリツはユニバーサルワイヤレステストセットMT8870Aで、3GPP 5G Sub-6GHzに対応することを発表いたしました。

製品概要

ユニバーサルワイヤレステストセットMT8870Aは、各種無線通信機器、モジュールの量産用測定器です。本体シャーシに4つの高性能テストユニットを搭載できます。それぞれのユニットで完全に独立した並列測定を実現しており、最大4台の無線通信機器、モジュールを同時かつ業界最高水準の速度で評価できます。

また、次世代のモバイルデバイスで一般的なデザインになる4G + 5G + IEEE802.11ax + Bluetooth 5を共通のプラットフォームを用いて連続的に試験することができ、製造ラインを最適化し試験コストを削減することができます。

対象市場・用途

■対象市場:5Gチップセットベンダ、モジューベンダ、完成品ベンダ
■用途  :5G対応機器・デバイスの物理層(RF)試験

用語解説

  • [※1]5G Sub-6GHz New Radio(NR)
    第5世代移動通信システム(5G NR)で定義される周波数帯域6GHz以下から52.6GHzにおいて、6GHz以下の周波数帯を示す。
  • [※2] ノンシグナリング
    デバイスのRFテストにおいて、デバイスおよび測定器の設定を無線通信(シグナリング)で行わず、外部PCから直接制御する方法。これにより、試験時間を短縮できる。

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。