Japan
薬の保管品質維持のため、アルミ箔を使った不透明包材が増えています。このため、欠錠・欠品・シール部への噛み込みなどの不良は、目視やカメラでは監視できません。アンリツは独自のX線制御技術を応用し、カーテンレスの医薬品用X線検査装置を開発。これまで困難だった経皮吸収型製剤のシール部の噛み込みや、口腔内崩壊錠の欠錠・欠品の検査を可能にしました。
低密度製品に特化した、X線発生源・センサを新開発。X線の損失を改善し、低いX線出力での検査が可能に。これによりカーテンレス構造と、省エネを実現しました。
アンリツ独自のX線制御技術でカーテンレス構造を実現。商品の滞留や誤検出を防止し、さらに選別タイミングがずれることも無くなり、誤排出も防止。
今まで設定が難しかった噛み込み検査の設定を自動化しました。シール幅を入力するだけで包材を認識し、自動的に最適な検査レベルに設定。細かい調整は不要で、誰でも正確な設定が可能です。
目視やカメラでは検査できない、欠錠・欠品・シール部への噛み込みなどの不良検査に特化した機種です。
被検査品寸法:最大幅100 mm(オプション:160 mm)、最大高さ30 mm、最大長さ230 mm
【モデル】KD7490LYN
X線検査機 医薬品向け 目視やカメラでは検査できない、欠錠・欠品・シール部への噛み込みなどの不良検査に特化した機種です。
X線かみこみ検査機 - XR75シリーズ 包装シール部にかみこんだ内容物を高感度で検出するとともに、異物検査など他の検査も同時に行えます。さまざまな包装形態に対応します。