Japan
X線検査の特徴は、異物混入検査のみならず、商品の形状検査、欠品検査、相対質量検査など総合検査機であることです。いまや食品製造ラインでは必須の検査機になりつつあります。今回ご紹介するのは、噛み込み(かみこみ)検査に特化したモデルです。包装工程でシール部にかみこんだ食品がX線を吸収し、X線センサーに届く線量が通常のシール部より少なくなります。その差を検知してかみこみアラームを出します。同じ原理でシール部のシワも見つけることができます。
かみこんだ食品は、X線をシール部より多く吸収
食品に対する消費者の目はますます厳しくなっています。最近の異物混入事故の報道を通して、特定の異物については、現在の技術では検知が難しいことが消費者に認知されつつある一方、 生産者のリスク管理の面からは、安全や品質維持のために日ごろから最善の対策をとっておくことが望まれます。異物混入だけでなく、包装シール部のかみこみ検査まで行っておけば安心です。本機はさらに形状検査や枚数検査など、複合検査機として品質向上に貢献します。
カレーの固形ルー
ポテトサラダ
顆粒状のコンソメ
アルミ蒸着包装グミ
内容物の品質劣化を招くシール不良を、X線で検査します。 半透明のフィルム包材や色つき包材、アルミ包材まで、さまざまな包装形態に対応できます。 光学カメラによる検査に比べ、シール面のシワや印刷に強く、誤作動しにくいという特長があります。 異物検査も同時に行えます。
ライブラリからパンフレットをご覧いただけます。 詳細はお問い合わせください。
X線かみこみ検査機 - XR75シリーズ 包装シール部にかみこんだ内容物を高感度で検出するとともに、異物検査など他の検査も同時に行えます。さまざまな包装形態に対応します。
X線検査機 医薬品向け 目視やカメラでは検査できない、欠錠・欠品・シール部への噛み込みなどの不良検査に特化した機種です。