MID欧州計量器規制で世界最高水準Class Ⅻを取得
計量の安定性を低下させる要因として、室温の変化や、はかり内部の機構部品が発生する熱膨張があげられます。
アンリツは、3D-CADによるシミュレーション解析を行い、OIML-R51で定められた室温変化による重量値変動を、従来機比1/2に抑えました。また、信号処理を一新したことにより、出力分解能を従来機比4倍に向上させただけでなく、選別精度も向上させました。MIDでは計量器に対し、計量精度に応じたランクを定義しています。アンリツが開発したはかりの優れた機構がMIDに認められ、SSVシリーズオートチェッカは、世界で初めて最高水準Class Ⅻを取得し、検定目量e=0.05gを実現しました。(2013年3月時点、弊社調べ)