1895年、アンリツの前身である石杉(せきさん)社が創立。モールス印字機などの製造で業績を伸ばしました。1908年に合併して共立電機電線株式会社となり、当時、日本に登場したばかりの公衆電話の製造で業務を拡大しました。
この頃、イタリアのマルコーニ(Guglielmo Marconi)が電波方式による無線電信に成功したほか、ドイツのレントゲン(Wilhelm Conrad Röntgen)がX線を発見し、X線撮影に成功しており、現在のアンリツグループの事業につながる技術の発展が見られます。
アンリツには、通信を主とした信号処理の技術と共に歩んできた歴史があります。