Japan
金属検出 特長-1
金属検出機は、商品が開口部(ヘッド)を通過する時の微妙な磁界の揺らぎで金属を検出しますが、磁界は近くを歩く人の振動や包装機のインバータなどが発生する電磁ノイズにより変化します。そこでアンリツの検出ヘッドはいかに安定した磁界を作り出すかを第一に設計されています。外的な影響を受けにくいため、検査品による微妙な磁界変化を正確に検知することができ、検出感度向上にもつながります。さらに周辺環境の変化に強いことは、生産ラインを止める原因になる誤検出も最小限にします。
外的な影響を受けにくいため、検査品による微妙な磁界変化を正確に検知
磁界に反応する周波数は金属によって異なり、従来の単周波方式では鉄と非鉄の両方を高い感度で検出するのが困難でした。アンリツはこの点に早くから着目し、双方の金属を高感度で検出する技術を特許として取得。鉄・非鉄金属それぞれに適した周波数の磁界を発生させる。同時2周波磁界検出方式を開発しました。生産設備から欠落する恐れがあるステンレス片も見逃しません。
OK品とNG品の検出波形から商品や異物の特性を自動で解析し、異物信号を拡大処理することで検出リミット値を限界まで下げる機能です。これにより、微小な金属を検出しやすくなります。OK品とNG品を流すだけなので、誰でも簡単に高感度設定が可能です。