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QUICCA活用例 Vol.4 2020年8月

食品工場の経営層、管理職のみなさまへ
チョコ停を減らして生産性を上げよう

チョコ停を減らして生産性を上げよう

チョコ停を放置すると

今回はチョコ停について考えてみましょう。チョコ停とは、一時的に設備や製造ラインが停止・空転する現象をいいます。同一ラインで製造する製品を切り替えるとき、包材を交換するとか機器の設定変更をするときにラインを一時的に停止させますが、これらはいつ起きるか予想ができます。一方、突発的にラインで発生するチョコ停の場合は、停止時間が短くても、それが頻発するようなら原因の特定や対策を考えることが重要で、放置すると商品の全数回収や設備の重大な故障といった大きなトラブルにつながる可能性があります。対策を考えるために、定量的に捉えることが難しかったチョコ停を「見える化」しましょう。


チョコ停はこんなときに起きている

実際に現場で起きているチョコ停の例を見てみましょう。

①ハンバーグや肉団子等の成形機に、肉の筋が挟まるとか、脂分の多い肉の油脂がこびりつくと重量調整が上手くできなくなることがよくあります。その場合は設備を止めて調整が必要です。ある工場では、多いときには半日で2回のチョコ停が発生するそうです。

②スライスハムの製造工程では、原材料温度(品温)の変化(上昇)により、スライス厚さがばらつきます。解凍直後の原材料は、硬めですからスライス厚さは均等ですが、時間の経過とともに軟らかくなるので、厚くなったり、薄くなったり変化するようになります。このときは機械を停止させてスライス刃の位置調整が必要です。

③冷凍食品の包装工程では、製品自体が搬送中にベルト上で滑るので、手で整列させて包装機に送りこみます。整列状態が悪いと「噛み込み」(製品が包装シール部にかみこんでしまう)が起きるのでラインを一時的に止めます。起きる傾向が掴みづらいので、噛み込みを見逃すことも多いようです。

チョコ停を復旧させるのは現場の経験豊富な社員ですが、いつ、どこで、どのくらいの時間、チョコ停が起きたか記録に残らないケースがほとんどです。おそらく現場の社員は忙しくて記録をつける時間的余裕がないのでしょう。チョコ停の原因別に発生件数と割合を示すパレート図を作って重要管理項目を抽出する方法がありますが、記録があいまいだと分析の信頼性も下がります。

チョコ停の原因別発生件数と割合を示すパレート図
パレート図(例)


チョコ停をリアルタイムに把握する

ライン管理者がチョコ停を減らしていく対策を考えていくためには、まずチョコ停の発生状況を自動的に「見える化」することから始めましょう。総合品質管理・制御システムQUICCAを使えばそれが可能です。

各種検査データを一括管理

QUICCAの生産進捗モニターを使えば、事務所にいながら、チョコ停の発生状況や生産遅延がリアルタイムに把握でき、すぐに作業者に指示を出せます。常に画面をモニターしていなくても、QUICCAの警報機能を用いることで、アラーム音やタワーライト点滅でライン停止の発生を知ることができます。

QUICCAの生産進捗モニター

QUICCAの生産進捗モニターの日報(生産状況)を活用すれば、生産の1日の出来高推移やチョコ停の発生状況が、グラフと表で確認でき、生産性改善のヒントを見つけ出せます。さらに週報形式で1週間の稼働率の変化が把握でき、月報形式では品種ごとの歩留まり率をグラフと表で確認できるので、どこに集中して対策するかが明確になります。

生産状況を含む日報
日報(生産状況)
週報
週報(稼働率)
月報
月報(歩留まり率)

まとめ

チョコ停を定量的に「見える化」することをお話しましたが、解決策としては

  • 教育によりチョコ停が起きたときの対処法を徹底し、時間ロスを減らす。
  • 設備の改善や更新を検討する。
  • 原材料や生産方法を見直してみる。

などが考えられます。いずれの対策を取るにせよ、現場の社員や経営層との情報の共有が必要でしょう。定量的・視覚的に発生頻度や発生個所を示すデータがないと、チョコ停の根本対策は後回しにされることがあります。トラブルの種は大きくなる前に排除したいですね。そのためにQUICCAを有効にご活用下さい。

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