本Webセミナーは実機を使った講義形式のセミナーです。
かみこみ検査機を操作しながら、基本的な品種登録の方法から、より実践的な機能の紹介まで解説します。
▼樹脂フィルムが使われた包装品のシールエリアは、厚みの薄いフィルム同士が熱によって接着(ヒートシール)されており、こういった原理からシールの形状が安定せず、端面等がめくれることがあります。また、例えばピロー包装の場合は中央部に背張りがあり、この背張りの部分はフィルムの枚数が多くなります。これらの部分をかみこみ検査領域として単純に設定すると、内容物のかみこみとして判定され、誤検知を起こしてしまいます。
アンリツのかみこみ検査機はこのような誤検知を防ぐために、端面エリアを検査領域から外す外周除去機能や、背張り部分をマスク(異なるリミット設定で検査)する機能などを備えております。今回はこれらの便利な機能についても、ハンズオンで丁寧に解説いたします(2021年11月制作)。