Skip to main content
MENU

通信試験効率化ソリューション

はじめに

近年、さまざまな分野でIoT(Internet of Things)機器が普及し、私達の生活に浸透しています。このため安全・安心な社会生活には、これらIoT機器を安定に稼働させることが必要です。

IoT機器は、ネットワークに接続して他のIoT機器やサーバなどと通信します。このような通信で使われるプロトコルの動作確認がIoT機器の開発に必要となります。例えば、IPアドレスを取得する機器を開発するときにはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)の試験、MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)のアプリケーションを作成するにはMQTTの試験が必要となります。

また、ネットワークに接続されることで、サイバー攻撃によりIoT機器の稼働が妨げられる脅威が増加しています。この対策の一つに、ネットワーク上にサイバー攻撃を検知・防止するIDS(Intrusion Detection System)やIPS(Intrusion Prevention System)を設置する方法があります。このような検知装置の開発には、さまざまな通信を再現して検知が行なえるかの試験が必要となります。

このように、IoT機器の開発時には通信試験の重要性が高まっています。また、さまざまなIoT機器が通信することにより、その通信試験が複雑化しています。このような状況から、IoT機器を開発するには、通信試験を効率化することが開発時の課題となってきています。

DHCPの概要

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、ネットワークに接続するために必要なIPアドレスなどの情報を、自動的に割り当てるプロトコルです。DHCPでは、IPアドレスなどの情報を配布するDHCPサーバと、その情報を受け取るDHCPクライアントで構成されます。

DHCPクライアントからDHCPサーバに対して要請メッセージを送信することでDHCPのシーケンスが開始します。基本的なDHCPメッセージのシーケンスを次に示します。

通信試験効率化ソリューション1

DHCPの試験

試験のポイント

DHCPサーバの試験は許容するクライアント台数の端末を準備し、その全てのクライアントにIPアドレスを配布できることを確認します。このため、クライアントを短期間で用意する。また、多数のクライアントがDHCPを開始するタイミングを管理できることが試験を効率化するポイントとなります。

  • 許容するクライアント数の端末を短期間で準備すること
  • 多数のクライアントがDHCPを開始するタイミングを管理できること

試験の構成例

MX702910Aは、仮想のDHCPクライアントを短時間で多数準備できます。これらのクライアントがDHCPを開始するタイミングを動作定義(シナリオ)で管理できます。このため、多数のクライアントを用いた試験を効率的に実施できます。

通信試験効率化ソリューション2

MQTTの概要

MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)は、1対多の構成でメッセージ通信できるシンプルで軽量なTCP/IP上のプロトコルです。MQTTでは、メッセージを配布(Publish)するPublisherから、それを購読(Subscribe)するSubscriberへメッセージが配信されます。PublisherとSubscriberの間には、メッセージを仲介するBrokerが存在します。

Subscriberが購読したいトピック(Topic)をBrokerに登録すると、PublisherがTopicに紐づけられたメッセージをBrokerに送信した際に、Brokerは該当Topicを購読しているSubscriberへメッセージを配布します。

通信試験効率化ソリューション3

MQTTの試験

試験のポイント

Subscriberの試験は、複数のトピックを購読してメッセージを受信できることを確認します。試験環境として複数のPublisherとBrokerを準備し、メッセージをSubscriberへ送信します。このため、試験環境として複数のPublisherを短期間で準備できる。そして、その操作が簡単であることが試験効率化のポイントとなります。

  • 複数のPublisherを試験環境として短期間で準備すること
  • 試験環境の操作が簡単であること

試験の構成例

MX702910Aは、複数のPublisherとBrokerを仮想的な試験環境として即座に準備できます。また、Subscriberへ送信するメッセージをGUI画面上で簡単に設定できるため、試験を効率的に実施できます。

通信試験効率化ソリューション4

IDS/IPSの概要

サイバー攻撃の増加が社会問題化しています。このため、その攻撃を検知・防止するIDS(Intrusion Detection System)やIPS(Intrusion Prevention System)の重要性が高まっています。

IDS/IPSは、ネットワーク上の通信メッセージを監視して攻撃を検知します。サイバー攻撃は次々と新しい手法が用いられるため、IDS/IPSが新しい攻撃にも対応して検知できる必要があります。一方、攻撃だと検知したにも関わらず実際には攻撃ではない(誤検知)場合、正常な通信が停止されるなどして利用者の業務へ影響を与えてしまいます。

このため、IDS/IPSはサイバー攻撃のみを検知することが大きな課題です。

通信試験効率化ソリューション5

IDS/IPSの試験

試験のポイント

IDS/IPS開発して試験する場合には、サイバー攻撃を検知できるかを確認します。この試験では、攻撃の手順や時間間隔などの条件を変化させたときに正しく検知するか(誤検知しないか)を効率的に試験することがポイントとなります。

  • サイバー攻撃として検知できるか、さまざまな条件で試験できること

試験の構成例

MX702910Aは、動作定義(シナリオ)を編集することで、攻撃の手順を任意に変更させたり、時間条件(パケット送信のタイミングなど)を変化させたり、さまざまな条件で試験できます。このため、MX702910Aを用いることで効率的に試験を実施できます。

通信試験効率化ソリューション6

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。