ソフトウェア開発(入社7年目)

先輩の言葉が響き、アンリツの門を叩く
学生時代は半導体を専攻していましたが、私は昔からものづくりが好きだったので、選択肢を広げ、エレクトロニクス関係全般のメーカーを志望しました。
そんなときに大学の先輩から紹介されたのが、アンリツです。
今でも、その先輩の言葉を憶えています。「アンリツは、これから社会に必要とされる技術をイチからつくることができ、やりたいことにチャレンジさせてくれる」。この言葉が響きました。
入社して7年。エンジニアとして希望通りの仕事をしており、その通りの会社だと思っています。
15億台の重みが責任感に
私はいま、スマートフォンなどの携帯電話端末用計測器のソフトウェアを担当しています。
アンリツは最先端のモバイル通信の分野で業績を伸ばしていますが、アンリツの計測器は世界各国の有名な端末メーカーやチップセットメーカー、EMSの生産ラインで評価用計測器として多数採用され、アンリツの主力機種の一つとなっています。
モバイル端末はより快適で便利な社会づくりの中核となっており、遠隔医療や遠隔教育など一昔前までは考えられなかったサービスが当たり前となりつつあります。
その品質保証に関わる責任は非常に重いですね。
さまざまな技術と海外。これからもチャレンジの日々は続く

目標に向かってチャレンジ
入社後担当したのは、有線ネットワーク用計測器のハードウェア開発でした。
有線から無線へ、ハードからソフトへと業務が変わったことから、またイチから勉強しなければと思ったんですが、当時の知識が今も役立っています。というのも、世界中で普及している無線通信システムも、基地局は光回線につながるなどコアの部分は有線ネットワークとなっているんですよ。
また、海外出張でお客さまと接する機会も多く、現地では主にお客さまが開発している端末やチップセットと当社の製品との接続検証や使い勝手の評価などを行っています。お客さまの声を製品に反映できる機会であり、エンジニアとして非常に得るものが多いですね。
こうした経験から、将来的には幅広い知識とスキルを持った総合力のあるエンジニアとなり、製品企画に携わることが目標となっています。これからも新たなチャレンジとなる機会があると思います。
その日が本当に楽しみです。
後輩とともに悩み、考え、ともに成長する

なんでも相談できる兄貴分として
私をアンリツに導いてくれた先輩とは、もちろん今も仕事で相談したり、お酒を飲んだりと親しくしています。
こうした先輩がいることは本当に心強いですね。ですから、私も後輩の面倒を見るように心がけており、新入社員のチューターを務めています。
毎日何かしらの学び、気付きを持ってもらえるよう意識しています。
なんでも相談できる兄貴分として、悩み、考えながらともに成長できたらと考えています。
アンテナを高く、興味を持つ
学生時代にいろいろな知識を得たと思いますが、私の経験では、技術は言うまでもなく、人との関わり方、仕事を進める上での考え方など、入社してから学ぶことが圧倒的に多く、中味も濃いですね。
でも受身では何も変わりませんし、進歩しません。
自分のアンテナを高くすれば、情報が入ってきますし、興味を持つものが多ければ多いほど、成長できるのではないでしょうか。