ハードウェア開発(入社4年目)

父親の一言

実験中の様子
学生時代は結像光学を専攻しました。大学内に工場があり、ものづくりを身近に感じながら勉強してたんです。この経験が就職先を決める上で大きかったですね。
星の数ほどあるものづくり企業の中で、なぜアンリツだったのか。実は父親の影響です。
私の父は、アンリツを知っていたんですよ。父は、通信関連の仕事をしており、スペクトラムアナライザを使用していました。
スペクトラムアナライザは汎用測定器ですからさまざまなメーカーがあるんですが、アンリツ製だったら品質が良く安心だと言っていました。この一言が大きかったですね。
開発にかける思い

自分のアイデアをチームにプレゼン
やはり縁があったのでしょう。今、スペクトラムアナライザの開発を担当しているんですよ!
入社4年目ですが、製品のコアとなる部分を任されていて、設計方針をめぐって先輩方と議論になることもありますが、一緒になって真剣に考えてくれます。プロジェクト内で占める役割の重要さや責任の重さを感じながら試行錯誤の毎日です。
若輩者にも大きな開発プロジェクトを経験させる。これもアンリツの社風でしょうか。
任されたからには、必ず成し遂げたいと思っています。
仕事では、設計・実験して考察・検証し、結果をまとめるというプロセスを繰り返しています。こうした流れは学生時代にも経験しており、役立っています。
好きこそものの上手なれではありませんが、興味を持ったものを突き詰めれば、得るものが多い。エンジニアとしての財産になるのではないでしょうか。
かつて父親が使用していた通信分野のさらなる進化を実現する。これも親孝行の一つかもしれません。
エンジニアを根っこに将来を描く
今は技術、製品に集中して向き合っていますが、将来は、市場、お客さまとの関わりも深め、エンジニアとしての幅を広げていきたいと考えています。
自分が開発した製品を通して、お客さまに新たな価値を提供する。これができれば、理想ですね。
そのために、社内の英会話プログラムや市場動向セミナーなどに積極的に参加し、自己研鑽に努めています。
広い見識を持ったエンジニアとして、アンリツのビジネスにより深く関っていきたいと考えています。
流されることなく、自分の尺度で
就職先を選ぶ。これはいわば人生の岐路です。
成長性や将来性、経営・事業内容、興味など、いろいろな尺度があると思いますが、私は自分に合っているかどうか、この会社で頑張れるかどうかということを大事にしました。
ぜひ、周りの空気に流されることなく自分の将来を見つめてほしいですね。