食品の大量生産と言っても、生産ラインは缶詰、漬物、菓子など、つくるものによって千差万別です。そうした生産現場の多様なニーズに応えるために1978年に開発したのが、第2世代となるオートチェッカ「8シリーズ」です。そのコンセプトは「モジュール化」。秤やコンベアなどオートチェッカを構成する各モジュールを、製造する商品の大きさや生産ラインのスピード、必要な精度などに応じて組み合わせ、最適な重量選別を可能としました。お客さまのさまざまなニーズに合わせたソリューションを短納期で提供できた8シリーズはヒット商品となり、1996年には累計20,000台を突破するロングセラーとなりました。1978年には欧州にも進出。好評を博し、アンリツのグローバルビジネスの一翼を担いました。