時代の最先端で、モバイル通信の進化に貢献
今ではほぼ誰もが持っている携帯電話。日本におけるその歴史は、1979年、アナログ方式の自動車電話から始まります。1985年には初のポータブル電話機が登場しますが、まだ肩掛け式の重いものでした。1987年にハンディタイプが誕生し、以来小型化の一途を辿ります。1993年には第2世代(2G)デジタル方式(PDC)が、翌1994年には端末の売り切り制度が導入され、携帯文化が花開いていきました。そして大きな転換点となったのが2001年です。この年日本では移動電話の契約数が固定電話を超えるとともに、第3世代(3G)携帯電話サービス、いわゆるiモード携帯が登場。携帯電話は音声電話からデータ通信端末へと進化し、のちのスマートフォンにつながっていきます。こうした流れの中、アンリツは時代の最先端に立ち、端末機の研究開発・製造に欠かせない測定器の提供を通じて、モバイル通信システムの進化・発展を支えていきます。
(出典:平成25年度情報通信白書/総務省)