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低周波からミリ波まで対応するデバイス評価の課題を解決!
その3つのポイント

低周波から220 GHzまで一度に掃引するベクトルネットワークアナライザ

Beyond5G/6Gで注目されるミリ波を使ったアプリケーション

5G NRミリ波帯FR2のグローバル運用周波数(24 GHz~71 GHz)が順次決定し運用化に向けて現在進行中ですが、早くも次世代Beyond 5G/6G(100 GHz~300 GHz)へのデバイス研究開発の取組みが動き始め、ミリ波・テラヘルツ 領域を扱うだけでなく、電気・光の融合や低遅延の実現などへの課題解決が期待されています。ミリ波を扱う主な用途として、高速大容量無線/光通信、ハイスピードバス、車載レーダ、医療機器、ドローン、衛星通信などが挙げられます。

ミリ波を扱う分野イメージ図

Beyond5G/6Gで注目される周波数帯域でのデバイスを効率よく評価しませんか

次世代の超高速通信(Beyond 5G/6G)向けデバイスの研究開発では、100 GHzを超えるミリ波領域の特性評価が重要です。しかし従来の導波管ベースのミリ波エクステンション・モジュールを用いたベクトルネットワークアナライザシステムでは、物理的なモジュールの交換やそれに伴う再校正作業、さらにバンド間で発生するデータの不連続性(段差)の課題がありました。
アンリツとMPI Corporationの新技術により実現した70 kHz~220 GHzまでシングル掃引(一度に掃引)できるベクトルネットワークアナライザは、これら煩雑な作業を解消し、連続性が保たれた正確なデバイスの評価が可能になります。シングル掃引による評価の3つのポイントについてご紹介します。

シングル掃引によるポイント①

220 GHzまでモジュール、プローブのつなぎ換え不要

VectorStar™ ME7838G ベクトルネットワークアナライザ(VNA)は、広帯域ミリ波モジュールと専用GSGプローブによって、70 kHzから220 GHzまで、モジュール交換・プローブ交換せずに、シングル掃引(一度に掃引)できます。

この220 GHzシングル掃引は、モジュール交換・プローブ交換が引き起こす次の問題を解決します:

  • 交換のたびに、時間が掛かるセットアップ作業のやり直し
  • ミリ波モジュール間に生じるSパラメータの不連続(段差)

ME7838Gは、220 GHzシングル掃引によって、プローブを用いる広帯域測定の煩わしさを軽減します。

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シングル掃引によるポイント②

セットアップ時間の短縮

1 mm同軸ミリ波モジュール
70 kHz~110 GHz

1 mm同軸

Dバンド導波管ミリ波モジュール
110 GHz~170 GHz

Dバンド導波管

Gバンド導波管ミリ波モジュール
140 GHz~220 GHz

Gバンド導波管

低周波から220 GHzの測定では、一般に、上記3つのミリ波モジュールを使用し、それぞれでセットアップ作業を行います。
⇒ 計3回のセットアップ作業

セットアップ作業の内容は、① モジュール交換・マウント交換・プローブ交換、② プローブの水平度・スケート量の調整、③ エージング(少なくとも90分)、④ キャリブレーション、⑤ バイアス設定
⇒ 通常、2時間弱の作業(エージング + その他)
3回行うと、セットアップ作業に、6時間近くを費やすことになります。

220 GHzシングル掃引なら、1回で済みます。

セットアップ時間の短縮

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シングル掃引によるポイント③

段差がないシームレスな周波数特性

ミリ波モジュール交換

ミリ波モジュール交換

220 GHzシングル掃引

220 GHzシングル掃引

測定帯域内でミリ波モジュールを交換すると、モジュールごとのキャリブレーションによって、Sパラメータに不連続(段差)が生じます。

220 GHzシングル掃引なら、段差がないシームレスなSパラメータを取得できます。

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VectorStar™ ベクトルネットワークアナライザシリーズの特長①

優れた位相/振幅安定性

MA25400Aをはじめ、アンリツの広帯域ミリ波モジュールは、他のミリ波モジュールに比べ、特に、時間経過にともなう位相特性の変化が小さく抑えられています。

この安定性は、キャリブレーションのやり直しを減らします。

キャリブレーションから24時間後の変化(例)
位相安定性
位相安定性(約0.3度)
振幅安定性
振幅安定性(約0.03 dB)

(”ME7838G Technical Data Sheet” 11410-01060 Rev. Fより)
※ 安定性の保証性能は、規定の条件の下で、位相 0.7 degree/°C 未満、振幅 0.06 dB/°C 未満です。

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VectorStar™ ベクトルネットワークアナライザシリーズの特長②

ポート数/最高周波数1.1 THzまでの拡張性

VectorStar™ ベクトルネットワークアナライザシリーズは、必要に応じて、オプションと拡張デバイスを追加することにより、周波数拡張・4ポートへの拡張が行えます。

周波数は、1.1 THzまでカバーします。220 GHzを超える周波数には、広帯域ミリ波モジュールに変えて、導波管ミリ波モジュールを用います。

VectorStar™の主なラインアップ

単体アナライザ

単体 ベクトルネットワークアナライザ

MS4642B:70 kHz~20 GHz
MS4644B:70 kHz~40 GHz
MS4647B:70 kHz~70 GHz

広帯域ベクトルネットワークアナライザ

広帯域 ベクトルネットワークアナライザ

ME7838A:70 kHz~125 GHz
ME7838D:70 kHz~145 GHz
ME7838G:70 kHz~220 GHz

広帯域4ポートベクトルネットワークアナライザ

広帯域4ポート ベクトルネットワークアナライザ

ME7838A4:70 kHz~125 GHz
ME7838D4:70 kHz~145 GHz
ME7838G4:70 kHz~220 GHz

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