広帯域ベクトルネットワークアナライザ VectorStar ME7838シリーズは、以下の特徴で高いパフォーマンスを提供します。
- 非常にコンパクトなミリ波モジュール。アンリツのノンリニアトランスミッションライン(NLTL) テクノロジを導入
- 広帯域周波数スパン。70 kHz〜110、125、145 GHz、および220 GHz
VectorStar ME7838シリーズは、広帯域かつ、優れた方向性を備えた唯一のVNAです。優れた校正安定度と測定安定度により校正の間隔を長くでき、測定精度と生産性を向上します。
VectorStar ME7838シリーズは、広ダイナミックレンジ(109 dB/110 GHz、102 dB/220 GHz)および、掃引レンジ全体にわたる、優れたノイズフロア性能と高感度測定を実現しています。校正が安定した状態に保たれ、優れた広帯域性能により、高精度の測定を終日実施することができます。また、校正時間が短縮され、測定に集中できます。
ME7838Gは、サブテラヘルツ領域のオンウェハ測定のニーズ、より正確なデバイス特性評価に対応します。ME7838Gは、VNAでは前例のない、シングル掃引で70 kHz〜220 GHzの広帯域測定を実施でき、MPIのTITAN T220プローブを使用したオンウェハ測定に最適化されています。
革新的な設計により、220 GHzプローブをミリ波モジュールに直接接続して、ウェハ上において正確で安定した測定を行い、ネジ式同軸コネクタの問題を避けることができます。TITAN T220プローブの仕様およびデータシートを含む詳細については、MPI Webサイトをご覧ください。
広帯域ベクトルネットワークアナライザ VectorStar ME7838シリーズは、シングル掃引で70 kHz~110、125、145 GHzおよび、220 GHzまでを測定でき、最大でミリ波帯1.1 THzの測定に拡張できます。
- ME7838Aを145 GHzにアップグレード可能
- 最大1.1 THzのミリ波帯モジュールの構成が可能
- 優れた校正と測定の安定性:24時間後で0.6 dBから0.1 dBへ改善
- 3744x-Rx受信モジュールによる125 GHzまでのノイズ・フィギュア測定
- コンパクトで軽量なミリ波モジュール(従来の3.4 kg(7 lb)から0.3 kg(0.6 lb)以下に、体積は1/50に)。
より小さなプローブステーションに低コストで搭載可能
アンリツは、以下の業界をリードする企業と提携して、VectorStar™およびShockLine™ ベクトルネットワークアナライザファミリを使用した、実績のあるさまざまな材料測定ソリューションを提供しています
誘電率測定