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業界初、FR1 FR2 Dual ConnectivityテストケースでGCFの承認を取得

2022/06/03

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、2022年4月に開催されたCAG[※1] #70会議において、5G NRモバイルデバイステストプラットフォーム ME7834NRが5G NR[※2]スタンドアローン(5G NR SA)によるFR1[※3]ノードとFR2[※4]ノードの Dual Connectivity プロトコルコンフォーマンス試験[※5]についてGCF[※6]承認取得に成功したことをお知らせします。

5G NR のDual Connectivityは、5Gデバイスを2つの5G NRに同時接続することで、より高いスループットを実現する技術です。今回承認されたのは、FR1とFR2の周波数帯を同時接続した5G NR SAでの初の5Gデバイス試験です。これによって5Gデバイスは、FR1の広い到達範囲と、FR2がサポートする高いデータレートを利用できるようになります。

アンリツは、3GPPのTS 38.523-1で定義され3GPP RAN WG5(Radio Access Network Working Group 5)にて検証済みのプロトコルコンフォーマンス試験を、PTCRB[※7]のPVG(PTCRB Validation group)にも提出しており、次回のPVG#97会議での承認を見込んでいます。

製品概要

5G NR モバイルデバイステストプラットフォーム ME7834NR

複数の無線アクセス技術(RAT)を搭載したモバイル機器の3GPPベースのプロトコルコンフォーマンス試験(PCT)およびキャリアアクセプタンス試験(CAT)用のテストプラットフォームです。GCFおよびPTCRBにTest Platform(TP) 251として登録されています。LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、W-CDMAに加え、スタンドアローン(SA)とノンスタンドアローン(NSA)の両モードで5G NRをサポートし、アンリツの新しいOTAチャンバMA8171AやRFコンバータと組み合わせることで、6 GHz以下とミリ波帯の5G周波数帯をカバーできます。

ME7834NRについてもっと詳しく

用語解説

[※1] CAG
Conformance Agreement Groupの略称。携帯電話端末とネットワークとの相互接続試験の仕様や認証プロセスを決定するGCFに加盟している企業グループ。3ヶ月ごとに会合が開かれ、その場で認証の最終決定がなされる。
[※2] 5G NR
5G New Radioの略称。LTE-Advanced Proまでの4Gに対し、さらに高速大容量、多接続、低遅延を目指した第5世代移動通信システム(5G)独自の新しい無線通信方式という意味を表す。
[※3] FR1
Frequency Range 1の略称。3GPPが定義する5G NRの周波数帯域のうち、400 MHz~7.125 GHzのSub-6 GHz周波数帯を示す。
[※4] FR2
Frequency Range 2の略称。3GPPが定義する5G NRの周波数帯域のうち、24.25 GHz~52.6 GHzのミリ波帯を示す。
[※5] プロトコルコンフォーマンス試験
携帯端末と基地局間の通信手順が、規格に適合していることを確認するための試験。
[※6] GCF
Global Certification Forumの略称。携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※7] PTCRB
PCS Type Certification Review Boardの略称。GCF同様、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験の基準を定めている団体。北米で運用されている周波数帯を対象としている。PTCRBにより認証された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。

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