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5Gデバイス製造ラインの検査効率を改善

2021/02/19
24ポート搭載の新モジュールと省スペースに対応した新筐体を同時発売

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、5Gを含む無線通信デバイス製造ラインの検査効率改善を実現する送受信テストモジュール MU887002Aと、狭い検査スペースにも柔軟に対応可能なユニバーサルワイヤレステストセット MT8872Aを開発。2月19日から販売いたします。

今回開発したMU887002Aは、24ポートのRFコネクタを備えた、MT8870A/MT8872Aに実装可能な送受信テストモジュールです。5G Sub-6 GHz New Radio(NR)[※1]のRF試験の他、WLAN、Bluetooth®、GNSSなど、各種無線通信試験を同時に実行することができます。

これにより、無線通信デバイスの製造ラインにおいて、大幅な検査効率の改善を実現します。

MT8872AはMT8870Aと完全互換の量産用測定器です。標準ラックサイズ(19 inch)よりも狭い設置場所で使用できるように設計された小型筐体であり、さらなる省スペース化に貢献します。

アンリツは、MU887002AとMT8872Aにより無線通信デバイス製造ラインの生産性向上、検査スペースの有効活用、コスト削減に貢献いたします。

開発の背景

セルラ通信システムの5G商用サービスは既に開始されており、5Gサービスへの加入者数や5G対応スマートフォンの総出荷台数は増加し続けています。また、5G対応無線通信デバイスは、高速・大容量通信を可能とすべく、1台の無線通信デバイスに搭載されるアンテナ数が増加してきています。

このような状況において、無線通信デバイスの製造メーカーにとって製造ラインを効率化するためには、アンテナ数の増加により検査時間が長くなることへの対応は逼迫した課題であり、検査時間を劇的に短縮する製造用測定器の開発が望まれていました。

そこで、上記課題を解決し、5G対応無線通信デバイスをより効率的に検査するために、1モジュール24ポートのRFコネクタを備えた送受信テストモジュール MU887002Aと省スペースを実現するユニバーサルワイヤレステストセット MT8872Aを開発いたしました。

製品概要

ユニバーサルワイヤレステストセット MT8870A/MT8872Aは、各種無線通信機器・モジュールの量産用測定器です。本体シャーシに送受信テストモジュール MU887000A/01A/02Aを搭載し、試験対象となる無線通信モジュールを接続することにより、送受信性能評価で必要となる送信パワーや変調精度測定、受信感度測定などが行えます。

MT8870Aについてもっと詳しく

MT8872Aについてもっと詳しく

主な特長

送受信テストモジュール MU887002A

  • 1モジュールに2つの送受信機能を備え、1つの送受信機能に備わる12ポートのRFコネクタから同時に信号を出力(Broadcast信号出力)することができ、検査時間の短縮を外部Dividerなしで実現できます。
  • 標準で200MHz帯域幅を搭載しているため、今後のNR 5G sub-6 GHz Carrier Aggregation試験がハードウェアの変更なしで対応できます。
  • 変調波出力時に全RFテストポートで-5dBm(RMS)の高出力を実現しているため、外部増幅器を使用せずにMax Input Level測定などの受信試験が可能になります。また、複数端末のOTA(Over The Air)試験において、受信試験を同時に行うことが可能な唯一の測定モジュールです。

ユニバーサルワイヤレステストセット MT8872A

MT8870Aと完全互換で送受信テストモジュール MU887000A/01A/02Aの搭載数を半分の2スロット分にした小型測定器です。設置場所の幅に制限がある場合や、2スロットで十分な利用シーンで最適にご使用できます。

対象市場・用途

対象市場
チップセット、スマートフォン、モジュール、その他無線通信端末の製造
用途
無線通信モジュール、通信端末の送受信性能評価

用語解説

[※1] 5G Sub-6 GHz New Radio(NR)
第5世代移動通信システム(5G NR)で定義される周波数帯域において、6 GHz以下の周波数帯を示す。

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