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MP1900Aが400GbE/800GbE伝送向けのデバイス開発評価に貢献

2020/07/06
FECシンボルキャプチャとPAM4 Bathtubジッタ解析の機能実現でお客さまのデバイス評価を強力にサポート

mp1900a

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aシリーズで、FEC[※1]シンボルキャプチャ機能とPAM4[※2]に対応したBathtubジッタ解析[※3]機能をリリースしたことをお知らせします。

本追加機能は、116Gbit/s PAM4エラーディテクタ MU196040Bを搭載したMP1900Aに、WEBサイトから無償でダウンロード可能な、最新MP1900A制御用ソフトウェアをインストールすることによりサポートされます。

ビットエラーレート(BER)測定で業界をリードするMP1900Aと本追加機能により、400GbE[※4]および800GbE[※5]伝送の実現に向けたお客さまのデバイス開発評価を強力にサポートします。

背景

5Gモバイル通信サービスの普及により、大容量の動画やファイルデータをより高速に送受信することが可能となります。5Gモバイル通信サービスを支えるインフラの1つであるデータセンタでも、高速大容量伝送に対応し、現在の100GbE[※6]通信規格から400GbEや、さらに将来の800G/1.6Tへの高速化が検討されています。

400GbEで採用される伝送方式PAM4は、ノイズや伝送路損失の影響を受けやすく、従来のようなエラーフリーでの伝送は困難です。発生した伝送エラーはFECを使って訂正することを前提に、伝送品質を維持する仕組みが用いられます。

そのため、400GbE向け高速デバイスやトランシーバの実力を評価するためのジッタ耐力[※7]測定など、ジッタに関する信号品質をより定量的に測定する要求が高まっています。

開発商品の概要

400Gの測定要求やネットワークの発展に対応するため、アンリツは、FECに準じた伝送特性を評価するためのFECシンボルキャプチャ機能、およびPAM4に対応するBathtubジッタ解析機能、2つの新機能をMP1900Aに追加しました。

今日の高速ネットワークでは、データトラフィックで低確率エラーが予想され、これらのエラーはFECを使用して修正されます。

MP1900Aの新機能であるFECシンボルキャプチャ機能は、エラーがFECで訂正できるかどうかを評価するためエラーのタイプを分析し、バーストエラーがFECによる訂正が不可能なしきい値を超えたときにのみ、データストリームのキャプチャを開始します。取得されたデータを使って、ユーザーはFECによる訂正が不可能なエラーの原因となったデータパターンの傾向を特定し、トラブルシューティングすることができます。

また、より高い伝送容量を実現するためにデータ転送スピードが上がると、ジッタの影響は伝送品質に影響してきます。Bathtubジッタ解析機能は、PAM4信号のジッタ位相マージンを評価・定量化することが可能です。

MP1900Aは、モジュラー方式・Windows10対応の拡張性の高いメインフレームに、400GbE/800GbE PAM4だけでなく、PCI Express Gen5やUSB4などのさまざまな高速インタフェースのテストに対応するモジュールとアプリケーションソフトを組み合わせた、市場をリードするBER測定器です。より確かなBER測定への貢献とともに、高速デバイス、トランシーバの開発期間短縮に貢献いたします。

MP1900A PAM4 BERTについてもっと詳しく

  • FECシンボルキャプチャ機能のリーフレットはこちらから

    対象市場・用途

    対象市場
    400GbE/800GbE通信機器・デバイスメーカー
    用途
    400GbE/800GbE通信機器・デバイスのBER測定

    用語解説

    [※1] FEC
    Forward Error Correctionの略。伝送路で発生する転送データの誤りを受信側で訂正する方式の1つ。
    [※2] PAM4
    PAM(Pulse Amplitude Modulation)は、電圧の振幅(パルスの高さ)を変化させて制御する伝送方式。PAM4では、1タイムスロットの中に4レベルで2ビットの情報を伝達できる。
    [※3] Bathtubジッタ解析
    時間軸方向のエラーレートの変動特性から、入力信号に含まれるジッタ成分を分離するジッタ解析手法。
    [※4] 400GbE
    IEEEで審議、検討されている通信規格。
    [※5] 800GbE
    IEEEで審議、検討されている通信規格。
    [※6] 100GbE
    IEEEで審議、検討されている通信規格。
    [※7] ジッタ耐力
    入力信号に含まれるジッタに対する受信側の受信能力。

関連リンク

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