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パルスレーダ装置の送信試験を自動化

2019/11/25
MS2840A用パルスレーダ測定機能MX284059Aの販売を開始

MS2840A

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、シグナルアナライザ MS2840Aの新たなオプションとしてパルスレーダ測定機能MX284059Aを開発しました。11月25日から販売いたします。

MS2840AにMX284059Aをインストールすることにより、気象観測や船舶/航空運航管理などで用いられるパルスレーダ装置(無線測位局)[※1]の送信試験(電力、周波数、時間など)を自動で実行し、その結果を保存できます。

従来作業者が手動で行っていた試験を自動化したことから、パルスレーダ装置のスプリアス[※2]を効率よく測定できます。

アンリツは、パルスレーダ装置の製造や無線測位業務の品質向上と効率化を実現するソリューションで、安全安心で豊かな社会づくりに貢献します。

開発の背景

近年、人の生命や財産を守るインフラとして、パルスレーダ装置の設置が世界的に増加しています。

パルスレーダ装置が他の無線通信に与える影響を防ぐために、国内では令和4年以降、国際電気通信連合(ITU-R)の無線通信規則(RR)で定義されたスプリアス発射規定[※3]への準拠が義務化されます。

従来は、作業者が手動で試験項目ごとに多数の試験パラメータを入力し、測定した結果を記録していました。このため、測定器の設定ミスや操作ミスによる手戻り作業の発生や点検技術者の確保といった課題がありました。

アンリツはこの課題を解決するために、MS2840A用新オプションとして、レーダ装置の送信試験を自動化できるパルスレーダ測定機能MX284059Aを開発しました。

製品概要

パルスレーダ測定機能MX284059Aは、シグナルアナライザ MS2840A内部で実行することができ、さらに外部PCから制御して利用することもできます。パルスレーダ装置の送信試験項目である、電力(尖頭/平均)・周波数(偏移/偏差/占有周波数帯域幅/スプリアス領域/帯域外領域)、時間(パルス幅/立上り/立下り/周期/間隔)等を自動的に測定し、測定値・測定画面・判定結果を一括して保存できます。

MS2840Aについてもっと詳しく

MX284059Aについてもっと詳しく

主な特長

  • ITU-R 準拠の40dB帯域幅測定・帯域外領域マスク描画(20dB・30dB・40dB/decade)に対応
  • 短パルス・長パルス・短長混在など複数の試験条件パターンが保存でき、装置や試験項目に合わせて選択するだけで測定が可能、操作ミスを低減
  • シグナルアナライザ MS2840Aにインストールして使用でき、外部PCが利用できないセキュリティ環境でも測定可能

対象市場・用途

パルスレーダ装置(無線測位局)の製造/保守における送信試験・定期点検

用語解説

[※1] パルスレーダ装置(無線測位局)
無線測位業務を行う無線局であり、電波を使って被対象物の位置や距離を測定・監視する無線設備のこと。
[※2] スプリアス
設計上意図されているものとは別の周波数成分のこと。
[※3] スプリアス発射規定
平成17年総務省告示第1232号によって改定された、無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準等の関係省令及び関係告示のこと。

連絡先

アンリツ株式会社
コーポレートコミュニケーション部 瀬戸上 大介
Tel: 046-296-6671

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