Skip to main content
MENU

アンリツが5G OTA測定でETS-Lindgren社と協業

2019/08/01
5GテストプラットフォームとETS-Lindgren社 Antenna Measurement Softwareの統合測定ソリューションの提供を開始

mt8000a-top

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、米国ETS-Lindgren社との協業により、5G 端末のOver-the-Air(OTA)[※1]測定分野における統合ソリューションの提供を開始したことをお知らせします。

統合ソリューションは、アンリツのラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000Aと、ETS-Lindgren社のEMQuest EMQ-100 Antenna Measurement Softwareから構成されます。

統合ソリューションを使用することにより、5G端末の設計に際し、複雑なOTA設定を行うことなく、アンテナ性能の評価および検証を実施することが可能となり、5G端末の開発加速に貢献します。

アンリツは2018年からSub-6GHz、ミリ波に対応したMT8000Aの提供を開始しました。従来からETS-Lindgren社と5G商用端末を用いたOTA性能評価の共同検証を進めており、既に複数のソリューションを提供しています。今回新たに、MT8000AとEMQuest EMQ-100の統合が完了したことから、5G端末のOTA測定ソリューションとして、対応を開始しました。

ETS-Lindgren社のワイヤレスソリューション担当ディレクターであるJari Vikstedt氏は次のように述べています。

「OTAテストに関するコラボレーションを通じて、アンリツとともに革新的な無線デバイス向けの高品質な測定ソリューションを開発し、今日の新しい5G NRテクノロジの課題に対応してまいります。」

アンリツ・アメリカス・セールス・カンパニーのシニアビジネスデベロップメントマネージャーであるAdnan Khanは次のように述べています。

「アンリツは、5G NR設計を検証する包括的なソリューション提供のために、ETS-Lindgren社とのコラボレーションを通じ、MT8000AとETS-Lindgren EMQuest EMQ-100を組み合わせたユニークなテストシステムを確立し、市場ニーズにマッチし、先端テクノロジーに最適なソリューション提供することを約束します。」

製品概要

ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A

アンリツのMT8000Aは、5G端末開発向けテストプラットフォームです。5G NR eMBB[※2]に必要な広帯域の信号処理とビームフォーミング[※3]を含む最新の5Gテクノロジーをサポートしています。FR1[※4]で必要となる400MHz~6GHzおよび、FR2[※5]で必要となる28GHz帯/39GHz帯の5G帯域をカバーし、シグナリングRF測定を提供しています。

また5Gで必要となるNSAモード[※6]およびSAモード[※7]の双方をサポートしています。NSA試験では、アンリツのLTE向けテストプラットフォームであるMT8821Cとの組み合わせにより、安定かつ効率的にNSA環境を構築できます。

MT8000Aは、5G規格である3GPPにタイムリーに対応し、業界で最も標準的な測定プラットフォームです。

MT8000Aについてもっと詳しく

EMQuest EMQ-100

ETS-Lindgren社のEMQuest EMQ-100は、基本的なアンテナ性能の検証用途として、様々な無線機器のアンテナ放射性能に対して、パラメトリック化された幅広いテスト手法を提供しています。

EMQuest EMQ-100は柔軟な試験設計が可能であり、スタンドアローンアプリケーションのアンテナ解析および、業界標準のOTA性能テスト要件に対する組み込みアンテナシステムと無線モジュールを試験するために使用することができます。

EMQ-100についてもっと詳しく

About ETS-Lindgren

ETS-Lindgren is an international manufacturer of components and systems that measure, shield, and control electromagnetic and acoustic energy. The company’s products are used for electromagnetic compatibility (EMC), microwave, wireless and Magnetic Resonance Imaging (MRI) testing, electromagnetic field (EMF) measurement, radio frequency (RF) personal safety monitoring, and control of acoustic environments.

Headquartered in Cedar Park, Texas, ETS-Lindgren has manufacturing facilities in North America, Europe and Asia. The company is a wholly owned subsidiary of ESCO Technologies. Additional information about ETS-Lindgren is available at www.ets-lindgren.com. Additional information about ESCO and its subsidiaries is available at www.escotechnologies.com.

用語解説

[※1] Over-The-Air
ケーブル接続ではなく、空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定すること。
[※2] eMBB
enhanced Mobile Broadbandの略。モバイルシステムにおける超高速大容量通信のこと。
[※3] ビームフォーミング
複数の素子を持ったアンテナを用いて、場所による電波の強度を動的に制御する技術。これにより電波空間や電力を効率的に利用できる。
[※4] FR1
5G NRで定義される周波数帯域6GHz以下から52.6GHzにおいて、6GHz以下の周波数帯を示す。
[※5] FR2
5G NRで使用される24250MHz - 52600MHzのミリ波帯を示す。
[※6] NSAモード
NSAは、Non Stand Aloneの略。4G回線でC-Plane(Control Plane:制御信号)通信を行い、5G回線でU-Plane(User Plane:ユーザーデータ信号)に特化して通信を行うネットワークで、3GPP Release 15で定義されている通信方式。
[※7] SAモード
SAは、Stand Aloneの略。NSAとは異なり、4G回線との相互接続はせず、5G回線のみでU-Plane、C-Planeの両方の通信を行うネットワークで、3GPP Release 15で定義されている通信方式。

Confirm your country below to see local events, contact information and special offers.