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基地局用エリアテスタで、5Gの電界強度測定を実現

2019/07/29
5G測定オプションの販売開始により、5Gの通信品質向上、安定性向上に貢献

ML8780A

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、携帯電話基地局サービスエリアの電波伝搬状況を評価するエリアテスタ™ ML8780A/ML8781Aの機能を強化し、5G NR(第5世代通信システム)測定用オプションを開発。7月29日から販売を開始いたします。

ML8780A/ML8781Aは、基地局の建設・保守用の測定プラットフォームです。

ML8780A/ML8781Aは5G測定用オプションを搭載することにより、5G NR基地局から出力される5G信号の電波伝搬特性を高精度に評価し、カバーエリアを正確に検証することができます。

アンリツは、ML8780A/ML8781Aにより、5Gの通信品質向上、安定性向上に貢献します。

開発の背景

国内の携帯電話オペレーター各社は、今年の秋頃から実施が予定されているプレサービスにむけて5G NR基地局の整備を進めています。また、2020年春頃から開始予定である本格サービスに向けて、多数の基地局の配備が必要となります。さらに今年末からはローカル5G[※1]が制度化される予定であり、自営通信による5G基地局の整備も本格化します。

オペレーター各社およびローカル5G事業者は、通信品質の安定や向上のために、4G(LTE)と同様に基地局のカバーエリア内の電波伝搬特性の評価と、基地局の運用状態の確認を行います。

これにともない、評価用測定器のニーズが高まることが見込まれています。

そこでアンリツは、ML8780A/ML8781Aの5G測定用オプションを開発。オペレーターやローカル5G事業者による安定した5Gサービスの提供に貢献いたします。

製品概要

エリアテスタML8780A/ML8781Aは、携帯電話基地局の建設・保守用測定器の共通プラットフォームです。各種通信方式用のハードウェアユニット、ソフトウェアを搭載することにより、基地局サービスエリア内の無線通信品質を評価できます。

ML8780A/ML8781Aはバッテリーで動作するハンドヘルド測定器であり、測定現場に容易に持ち運べます。

新開発の5G NR測定用オプションは、5G NR基地局のエリア評価に必要な項目が測定できる「5G NR信号測定機能」、マルチパス[※2]の確認と改善に有効な「RS遅延プロファイル機能」、5G NR信号のフレームタイミング[※3]が許容範囲に収まっているかを確認できる「Frame Timing機能」などを標準搭載しています。

ML8780A/ML8781Aに5G測定用ハードウェアおよびソフトウェアを搭載することにより、基地局から出力される5G信号(国内で運用される3.7 GHz/4.5 GHz/28 GHz帯)を評価することができます。

ML8780Aについてもっと詳しく

ML8781Aについてもっと詳しく

5G NR測定用オプション

  • 3.7 GHz帯(3.6 GHz~4.2 GHz)/4.5 GHz帯(4.4 GHz~4.9 GHz)測定用
    • 5GNR TDD sub-6GHz測定ユニット MU878070A
    • 5GNR TDD測定ソフトウェア(3.7 GHz)MX878071A
    • 5GNR TDD測定ソフトウェア(4.5 GHz)MX878072A
  • 28 GHz帯(27 GHz~29.5 GHz)測定用
    • 5GNR TDD mmWave測定ユニット MU878080A
    • 5GNR TDD測定ソフトウェア(28 GHz)MX878081A

主な特長

  • お客さまが3G/4G基地局の評価で使用しているML8780A/ML8781Aに本オプションを搭載し、5G信号の評価を実現できます。
  • LTE測定ユニットと同時に搭載でき、NSA(Non Stand Alone)[※4]環境でのエリア調査が行えます。
  • 都市部など干渉の多い電波環境でも、信頼性の高い測定データを得ることができます。
  • 3G/4G基地局の評価と同様の操作方法で5G NR基地局の測定が行え、5Gサービスのスムーズな立ち上げに貢献します。

対象市場

対象市場
携帯電話オペレーター、携帯電話基地局メーカー、携帯電話メーカー、通信工事会社、ローカル5G事業者
用途
5G NR基地局のカバーエリア内の電波伝搬特性評価

用語解説

[※1] ローカル5G
一般の企業も限られたエリアで周波数の割当を受け、5Gを自営網として利用可能とするもの。
[※2] マルチパス
基地局から送信された電波が建物や地形などの障害によって反射・回折し、携帯端末が複数の経路から同じ電波を受信してしまうこと。
[※3] フレームタイミング
基地局から出力される信号のデータに含まれるフレームの送出タイミングのこと。
[※4] NSA(Non Stand Alone)
既存の4G回線と相互接続し、4G回線でC-Plane(Control Plane:制御信号)通信を行い、5G回線でU-Plane(User Plane:ユーザーデータ信号)に特化した通信を行うネットワーク。

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