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業界初 5Gミリ波のRFコンフォーマンス試験でGCF認証を取得

2019/07/18
ミリ波を使った5Gモバイルネットワーク商用化促進に貢献

me7873nr

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、当社のNew Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRが、GCF[※1]から、業界で初となる5G NRのミリ波 RFコンフォーマンス試験[※2]の認証を取得したことをお知らせいたします。

ME7873NRは、GCFにおいて5G NRのRF/RRMテストプラットフォームTP250として登録されており、Sub-6GHzのRFコンフォーマンス試験で、業界初のGCF認証を取得して以来、本日まで認証の数を増やし、GCFによる5G端末の認証に貢献しています。

さらに、2019年7月に開催されたCAGミーティング[※3]では、技術的難易度が高い5G NR ミリ波NSA[※4]においても、RFコンフォーマンス試験でGCF認証を取得しました。

これらにより、端末ベンダは、ミリ波の5G端末についても、RFコンフォーマンス試験開始が可能となりました。

アンリツは、今後もコンフォーマンステストシステムのGCF認証取得に注力し、ミリ波を用いた5Gモバイルネットワークの早期商用化に貢献いたします。

製品概要

New Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRは、3GPP TS38.521/TS38.533[※5]で規定される5G NRのRF/RRM試験[※6]に対応する自動試験システムであり、GCFにおいて5G NRのRF/RRMテストプラットフォームTP250として登録されています。5G NRにおけるスタンドアローンモード(SA)[※7]/ノンスタンドアローンモード(NSA)双方への対応を計画しています。

5G用OTA(CATR)チャンバ[※8]であるCATR Anechoic Chamber MA8172Aと組み合わせることで、Sub-6GHz帯だけでなくミリ波を含む5Gで使用される周波数帯域をカバーします。

ME7873NRは、測定要件に応じてフレキシブルにシステムを構成できます。またLTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、および従来のW-CDMAのRF試験および事業者受入試験に対応したME7873LAから5G対応システムへのアップグレードが可能であり、お客さまのニーズに応じたRFコンフォーマンス試験システムを構築できます。

ME7873NRについてもっと詳しく

MA8172Aについてもっと詳しく

用語解説

[※1] GCF:Global Certification Forum
携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※2] RFコンフォーマンス試験
携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどが3GPP規格に適合していることを確認するための試験。
[※3] CAGミーティング
CAGは、Conformance and Interoperability Agreement Groupの略称。携帯電話端末とネットワークとの相互接続試験の仕様や認証プロセスを決定するGCFに加盟している企業グループ。3ヶ月ごとに会合が開かれ、その場で認証の最終決定がなされる。
[※4] NSA
ノンスタンドアローンモードの略で、3GPP Release15で定義されている通信方式。NSAでは、既存の4G回線と相互接続し、4G回線でC-Plane(Control Plane:制御信号)通信を行い、5G回線でU-Plane(User plane:ユーザーデータ信号)に特化して通信を行うネットワーク。
[※5] 3GPP TS38.521/TS38.533
3GPPの技術仕様で、5Gデバイスの無線特性試験に関する規格。TS38.521が送受信、TS38.533がRadio Resource Management(RRM)に関する規格。
[※6] RRM試験
RRMはRadio Resource Managementの略。基地局と携帯端末間の無線リソース制御、例えば隣接基地局間のハンドオーバなどが正しく動作しているかを確認するための試験。
[※7] SA
スタンドアローンモードの略で、3GPP Release15で定義されている通信方式。 SA-NRでは、NSA とは異なり4G回線との相互接続はせず、5G回線のみでU-Plane、C-Planeの両方の通信を行うネットワーク。
[※8] OTA(CATR)チャンバ
OTAはOver the Air、CATRはCompact Antenna Test Rangeの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定するため、外来の電波を遮断し、内部では電波の反射を防ぐ構造の暗箱。3GPPで規定されるCATRに対応している。

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