Skip to main content
MENU

テレマティクス製品開発向けソリューション

はじめに

テレマティクスサービスとは、自動車向けの次世代情報提供サービスです。携帯電話などで使用される携帯通信網を利用し、自動車に搭載された無線通信機能を持つテレマ制御ユニットから、自動車をインターネットに接続することで受けられるサービスなどを指します。

テレマ制御ユニットの品質向上のためには、様々な無線環境下における通信試験を実施する必要があります。

本ページでは、「仮想的な無線ネットワーク環境としての携帯電話基地局シミュレータ(以降、基地局シミュレータ)」および「MX702910Aネットワークエミュレータを利用した仮想サーバ」を用いた試験によって、効率的かつ効果的に製品評価を行う方法を紹介します。

製品開発時の課題と解決策

テレマ制御ユニットの開発では、フィールドテスト前に、実際のネットワーク構成や通信メッセージに近い環境で効率的に通信機能を試験する必要があります。

開発時において充分な品質を確保するための課題と、その解決策を示します。

課題とその解決策

  • フィールドテスト移行前に、テレマ制御ユニットとテレマサーバ間の通信試験によって品質を確保しなければならない
    →仮想的な無線環境および仮想サーバの利用によって、自社試験ラボ内での試験を可能とする

  • フィールド環境下では、試験困難となる通信シーケンスや無線環境が発生し、試験が拡充される
    →スクリプト化した通信シーケンスや無線環境を設定する仮想サーバを用いて、通信シーケンスや無線環境を変更し、フィールド環境下における様々なアプリケーション試験を可能とする

テレマ制御ユニットの通信試験

現状のテレマ制御ユニットの試験方法

テレマ制御ユニットの試験をする場合、テレマサーバと通信するために無線ネットワーク環境下で試験(フィールドテスト)を実施します。

フィールドテストで問題となるのは、無線ネットワーク環境下においてネットワーク負荷や無線通信パワーなどが絶えず変動するため、不具合が発生した場合の試験再現が極めて困難となり、原因の切り分けに時間を要するという点です。また、テレマ制御ユニットの品質が不十分なままでのフィールドテストが、手戻りの回数を増加させている点もあげられます。

こうしたことから、フィールドテストのテスト工数を削減するためには、フィールドテスト前にテレマ制御ユニットの充分な品質を確保する必要があります。

テレマティクス製品開発向けソリューション2

想定されるテレマ制御ユニット試験内容

フィールドテスト移行前の実施が想定されるテレマ制御ユニット試験を以下に挙げます。

  • 基本機能(位置登録/発呼/着呼/切断/規制)【通信方式:LTE-A/LTE/2G/3G】
  • Mobility(Handover/Selection/Reselection/Redirection、CSFB及びSRVCC)
  • データリクエストとレスポンス値の妥当性確認 • 任意メッセージに対するレスポンス検証(音声データも含む)
  • メッセージレスポンスタイミングの変更、異常値応答など準正常での動作検証
  • テレマ制御ユニットに入力されたアナログ音声の確認

提案1:テレマティクス評価システム環境を自社試験ラボで実現

基地局シミュレータや通信シーケンスを確認するテレマサーバとして仮想サーバを用いることで、テレマティクス評価の試験環境を自社試験ラボ内で構築します。

これにより、フィールドテスト前に、無線環境下における音声・SMS・パケット通信など、様々な試験ができるようになります。

また、無線環境およびテレマサーバが仮想化されるため、試験環境が外部環境(ネットワーク負荷、無線通信パワー)の影響を受けることがなくなり、再現性の高い試験が可能になります。

テレマティクス製品開発向けソリューション1

提案2:フィールド環境に即した様々な条件における評価の実施

テレマサーバの仮想化は、テレマティクス評価に特化したテストシーケンスをネットワークエミュレータで実行することで実現します。また、基地局シミュレータの制御もテストシーケンスとしてネットワークエミュレータで実行することが可能です。

ネットワークエミュレータは、テストシーケンスをテストシナリオと呼ばれる簡易なスクリプト言語で記述し、実行させることができます。なお、テストシナリオはお客さまに作成いただくか、試験仕様を開示いただき弊社で作成するかをお選びいただくことが可能です。

テストシナリオの編集により、テレマサーバが送信するメッセージ内容やシーケンスを意図的に操作したり、様々な無線環境を設定できるようになり、任意のアプリケーションレベルでの試験が可能になります。

また、テストシナリオはスクリプト化されているため、繰り返し試験が実施可能になります。

テレマティクス製品開発向けソリューション3

Confirm your country below to see local events, contact information and special offers.