MX702150B DS-CDMA端末認定支援ソフトウェア
W-CDMA/HSPA端末のJATE設計認証をサポート

概要
MX702150B 端末認定支援ソフトウェアは、DS-CDMA(HSPAを含むW-CDMA)の国内携帯端末技術基準に適合しているJATE設計認証の測定と報告書作成をサポートするソフトウェアです。
MX702150Bを使用することで、シグナリングテスタ、スペクトラムアナライザ及びデジタルオシロスコープのシステム化を実現し、従来必要であった専門知識や時間をかけることなく、携帯電話端末の簡単なオペレーションのみで認定取得に必要な項目を測定することが出来ます。
また、測定した結果からJATE提出用フォーマットの試験結果報告書自動作成を実現したことで、測定から報告書作成までの時間が大幅に短縮できます。
注:本製品は、端末技術基準適合の合否を判定する製品ではありません。
構成

特長
試験操作の簡略化
- テストシナリオ集は、各試験項目毎に1本のシナリオで構成されています。
- 各々のシナリオは試験手順に沿った関連測定器の制御も行うため、MD8475A、スペクトルアナライザ、およびオシロスコープ等に対するマニュアル操作を省くことができ、簡単に測定を行うことが可能です。
- さらに、自動測定モード※を使用することでシナリオと連動して携帯端末の制御を行うことが可能です。
※自動測定モードは本ソフトウェアで有効/無効の設定変更が可能です。自動測定モードが有効の場合、安定化電源制御およびATコマンド制御を行います。
ドキュメント作成の短縮
- 試験結果報告書作成ソフトウェアにより、シナリオの実行結果から技術基準適合認定に必要な試験結果報告書が作成できるため、測定値の転記などが不要となり、試験結果報告書作成にかかる時間と作業負担を大幅に軽減することができます。
- 試験結果報告書作成ソフトウェアが出力する試験結果報告書は、ファイルもしくはプリンタに出力することが可能です。
試験手順
自動試験実施手順はこちら
報告書作成例

※ここに示す報告書作成例(Formイメージ・別紙イメージ)については、予告無く変更する場合があります。
導入効果
測定および報告書作成期間の大幅短縮

※経験豊富な携帯電話メーカーでも約2週間を要していた一連の作業が1日で可能。