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業界最高クラスの小型・低消費電力を実現した56Gbaud PAM4 高出力(4Vpp)差動リニアアンプの販売開始

2019/11/12
56Gbaud PAM4光デバイス評価に貢献

AH54192A

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、100/200/400 GbE第2世代光トランシーバに採用される56Gbaud PAM4信号のデバイス評価用増幅器としては、業界最高クラスの小型・低消費電力となる「56Gbaud差動リニアアンプ[※1] AH54192A」を開発し、11月12日から量産出荷を開始いたします。

AH54192Aは、56Gbaud PAM4[※2]信号を差動4Vppの高出力に対応した増幅器です。DSPなど各種信号源からの56Gbaud PAM4信号を増幅し、高振幅が必要なEMLやTOSAを直接変調できます。

高速電子デバイス・光デバイスで蓄積してきた半導体製造技術によりノイズの少ない信号に増幅でき、光信号に変換した後のTDECQ[※3]値の劣化も最小限に抑えることに成功しました。また、併せて開発した専用電源を使用することで電源の誤操作による破損を防ぐとともに、デジタルメータを用いた振幅可変機能により再現性の高い信号増幅を実現しています。

アンリツはAH54192Aにより、56Gbaud PAM4信号の差動入出力対応、高品質波形、専用電源による破損防止などの市場要求に応え、ネットワークのさらなる高速化に貢献いたします。

電源
専用電源

開発の背景

データ通信トラフィックの増大により、サーバーやネットワーク機器の通信速度のさらなる高速化が進展しています。

これにともない、QSFP-DD[※4]OSFP[※4]といったフォームファクタを用いた次世代イーサネット規格の100/200/400 GbEでは、2bit(4値)信号により単位時間当たりの伝送量を56Gbaudまで増加させるPAM4方式の採用が決定しています。このため、PAM4信号を忠実に増幅するリニアドライバが必要となります。

アンリツはこのニーズに応え、専用電源付き高出力差動リニアアンプAH54192Aを開発しました。各種信号源と組み合わせて使用することで、56Gbaud PAM4の高出力信号を容易に生成できます。

製品概要

56Gbaud PAM4高出力差動リニアアンプ AH54192Aは、56Gbaud PAM4信号評価に対応した高出力差動リニアアンプです。出力波形等の調整を容易にし、取り扱い不備による破損リスクを低減した専用電源を標準装備しています。

また、56Gのボーレートによる高速・高出力(4Vpp差動)データ伝送を0.9 W以下の低消費電力を実現しています。

E/O Device
E/Oデバイス評価システム構成例

対象市場・用途

対象市場
光・電気高速デバイスメーカー
用途
高速光デバイス評価、高速多値パルス試験

用語解説

[※1] リニアアンプ
多値信号を駆動するための増幅器。多値変調方式では「0」と「1」の2値だけではなく、その中間の値も忠実に増幅する必要があるため線形性が高められている。
[※2] PAM4
PAMはPulse Amplitude Modulationの略で、振幅変調により伝送容量を向上させる方式。PAM4は4値での振幅変調方式。
[※3] TDECQ
TDECQはTransmitter and Dispersion Eye Closure Quaternaryの略。PAM4光信号品質の測定。
[※4] QSFP-DD/OSFP
400 GbEに対応した第2世代光トランシーバ フォームファクタの一つ。

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