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BER測定で最新規格USB3.1 Gen2のレシーバテストに対応

2016/11/01
MP1800Aシリーズ USB3.1レシーバテストソリューションを販売開始

シグナル クオリティ アナライザ MP1800A

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、シグナル クオリティ アナライザ MP1800AシリーズでUSB3.1レシーバテストソリューションを開発。2016年11月1日より販売いたします。

今回開発したUSB3.1 Receiver Test Adapter G0373Aとハイスピード シリアルデータ テストソフトウェア
MX183000Aを使用することにより、MP1800Aで、最新規格USB3.1 Gen2(SuperSpeed+、10 Gbit/s)のレシーバテストが行えます。


[開発の背景]

高画質4k動画などの大容量データを高速に伝送するため、デジタル機器のインターフェースは高速化とシリアル伝送[※1]化が進んでいます。高速インターフェースの1つであるUSBは、最新規格USB3.1 Gen2[※2]にて10 Gbit/sへ高速化し、USB Type-Cコネクタ[※3]を介して通信が行われます。

PC(Personal Computer)やそれと接続するデジタル機器の種類は多岐に渡り、機器間の相互接続性を保証するため、PCおよびデジタル機器のUSBインターフェースは、一定の伝送路損失やジッタなどのストレスを加えたテスト信号を入力した場合に、十分受信できる性能を持つ必要があります。また、これら高速化に伴うシグナル インテグリティ[※4]確保の検証には、基準テスト信号の品質や、接続先インターフェースと疎通するための通信機能が測定器に求められます。

そこでアンリツは、MP1800Aシリーズの測定機能を拡充し、今回USB3.1レシーバテストを可能としました。


[MP1800Aシリーズ G0373AとMX183000Aによるレシーバテスト概要]

シグナル クオリティ アナライザ MP1800Aシリーズは、プラグインモジュール形式のBERT(Bit Error Rate Tester)で、マルチチャネル32 Gbit/sまでの幅広いインターフェースの測定に対応します。

今回開発したG0373Aは、MP1800Aと組み合わせることで、USB3.1レシーバテストで必要な信号の生成と、BER[※5]測定機能を実現します。さらにMX183000Aは、MP1800AとG0373Aを組み合わせた測定システムを制御するソフトウェアであり、レシーバテストに必要となる各信号の設定・制御、BER測定の結果を表示させることができます。

MP1800A、G0373A、MX183000Aによるテストソリューションは、USB3.1レシーバの検証を一貫してサポートすることができ、再現性の高い測定を効率的に実施することができます。

さらに、Granite River Labs社のオートメーションソフトGRL-USB31-RXAと組み合わせて使用することにで、測定の自動化が行え、検証者の負担軽減にも貢献します。


MP1800A_G0373A

[主な特長]

■USB3.1 Gen1(5 Gbit/s)、Gen2(10 Gbit/s)に対応するレシーバジッタ耐力試験をサポート

LFPS、LBPM[※6]信号の送信、受信が可能

■測定対象のステータスをLoopback[※7]へ遷移させることが可能

Compliance Test Pattern[※8]によるBER測定

■高品質データ出力信号源

■GRL-USB31-RXAオートメーションソフトを使った再現性の高いキャリブレーションと測定(ソフトウェアはGranite River Labs社より販売)


[ MP1800Aについて詳しくはこちらから ]

[ ハイスピード シリアルバス ソリューションについてはこちらから ]


[対象市場・用途]

対象市場

USB

用途

高速電子デバイス、ハイスピード シリアルバス インターフェース機器の研究・開発


[※用語解説]

[※1]シリアル伝送
コンピュータネットワークで、シリアルに(1ビットずつ順番に)データを転送する経路。

[※2]USB3.1 Gen2
転送速度10 Gbit/sを可能とするユニバーサルシリアルバス規格。

[※3]USB Type-Cコネクタ
USBのコネクタ規格の一つ。

[※4]シグナルインテグリティ
信号が伝播する際に生じる波形のひずみなど、信号の品質を指す。

[※5]BER
ビット誤り率。ランダムに伝送したデジタルデータを復調した際の誤りデータの比率。

[※6]LFPS、LBPM: Low Frequency Periodic Signaling、LFPS-Based PWM Messaging
機器間の接続を確立させるための信号。

[※7]Loopback
測定対象の状態の1つで、ストレスを加えた信号を入力するテストを実施するための状態。

[※8]Compliance Test Pattern
認証試験用テストパターン。

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