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ネットワークマスタ プロ MT1000A機能強化(3波長OTDRモジュール)

2016/09/15
1310 nm/1550 nm/1625 nm 3波長OTDRモジュール を販売開始
1台のMT1000AでOTDR測定と伝送品質試験を実現

MT1000A_MU100022A

アンリツ株式会社(社長 橋本裕一)は、光ネットワーク用測定器 ネットワークマスタ プロ MT1000Aの測定モジュールとして、新たに「OTDRモジュール(1310/1550/1625 nm SMF) MU100022A」を開発。9月15日から販売いたします。

今回開発したMU100022Aは、光通信で運用されている2波長(1310/1550 nm)に加え、保守作業で使用される1625 nmの波長にも対応しており、1310/1550/1625 nm 3波長におけるOTDR[※1]測定を可能にしました。

MU100022Aは、既存OTDRモジュール(1310/1550 nm SMF)MU100020A/MU100021Aと同様にOTDR、安定化光源、光パワーメータを標準搭載していることに加え、オプションで可視光源機能、光ファイバスコープ機能を搭載できます。MU100022AをMT1000Aに搭載することにより、1台で各種光回線の伝送品質の検証や障害箇所の検知が行えます。

さらに既存の10Gマルチレートモジュール MU100010Aと同時搭載することにより、上記測定と伝送品質測定が1台のMT1000Aで行えます。

モバイル端末によるデータトラフィック急増に対応するため、モバイルフロントホール/モバイルバックホール[※2]の光ネットワーク化、メトロネットワークのWDM[※3]化がさらに進展しています。

アンリツは、MT1000A用OTDRモジュール MU100022Aの販売を開始することにより、上記ネットワークにおける光回線の建設・保守作業の効率向上に貢献いたします。


[開発の背景]

SNSやインターネットビデオの普及により、スマートフォン、タブレットなどの通信容量が増大しており、モバイルバックホールやメトロネットワークの強化が進んでいます。

ネットワーク建設時やダークファイバ[※4]を用いた保守の際、保守波長である1625 nmのOTDR測定が求められます。また、ネットワークの建設・保守時には光ファイバの品質試験だけでなく、伝送品質試験も求められ、これらの評価を1台で可能とするマルチプラットフォームのニーズが高まっています。

アンリツは、これまで伝送品質試験用測定器としてネットワークマスタ プロ MT1000AとMT1000A用測定モジュールである10G マルチレートモジュール MU100010Aを提供しています。また、光ファイバの品質試験として、OTDRモジュール MU100020A/MU100021Aを提供しています。

さらに今回、OTDRモジュール(1310/1550/1625 nm SMF) MU100022Aを開発。MT1000Aは、モバイルネットワークからメトロネットワークまでの建設・保守時に必要とされるOTDR試験と伝送品質試験を1台で実現できます。


[製品概要]

ネットワークマスタ プロ MT1000AのOTDRモジュールラインナップであるMU100020A/MU100021A/MU100022Aは、光回線の建設・保守用モジュールで、OTDR、安定化光源、光パワーメータを標準搭載しています。さらにオプションで可視光源機能、光ファイバスコープ機能を搭載でき、光ファイバの建設・保守に必要な測定機能を1モジュールに搭載しています。

MU100022Aは、保守波長である1625 nmの長波長測定により、光ファイバの曲げ(マクロベンディング)の発生個所をより正確に検出できます。また、Constructionアプリケーション搭載により、多芯ファイバケーブルの建設時での複雑な作業を簡略化できます。また、これまでのMU100020A/MU100021A同様に、レスポンスの良いリアルタイム高速測定、短デッドゾーン[※5]、広ダイナミックレンジ[※6]を実現しています。さらに、9インチの高解像度フルカラータッチスクリーンと、より使いやすい操作性に対応したFiber Visualizer機能を搭載し、普段OTDR測定を行うことの少ないユーザにも配慮した製品設計になっています。


[ この製品をもっと詳しく ]


[主な特長]

■OTDR試験と伝送品質試験を1台で実現

MU100022Aは、既存の10Gマルチレートモジュール MU100010Aを同時搭載することで、メトロネットワークでの光ファイバの故障探索と伝送品質試験を1台でサポートします。さらに広ダイナミックレンジ性能(1310/1550/1625 nm:46/46/44 dB)を実現し、100 km以上の長距離ファイバの評価が行えます。

■多芯ファイバケーブルの敷設に適したConstructionアプリケーションを搭載

“Constructionモード” は、現場での複雑な作業が大幅に単純化できる測定モードです。特に多芯ファイバケーブルの建設時において有効です。プロジェクト情報(ファイバ数やファイル名など)や測定条件を設定することにより、一連の設定が自動化され作業ミスをなくすことができ、多芯ファイバを効率的に測定できます。

■光ファイバの損失と反射減衰量の合否を視覚的にわかりやすく判定

MU100020/MU100021A/MU100022Aは、Fiber Visualizer機能を搭載しています。これは、OTDR測定時に障害のポイントとなる光ファイバコネクタや融着部をわかりやすくアイコン化して表示します。障害の判定要素となる損失と反射減衰量結果は、設定された基準値に従って色分けして合否判定されるため、OTDRの操作に慣れていない作業者にも便利です。ワンボタン操作でPDFレポート作成もサポートします。

■障害探索の検出精度を向上

MU100020A/MU100021/MU100022Aは、測定条件を自動的に切り替えながらOTDR測定を実施し、複合した解析結果の中から障害点の検出を行います。これにより、長短の光ファイバによって構成される複雑な回線も、精度よく評価することができます。

[対象市場・用途]

対象市場

モバイルオペレータ並びに基地局設置工事請負業者、通信事業者、ネットワーク工事会社、通信設備保守会社、通信設備建設会社

用途

光ネットワークの建設・保守


[※用語解説]

[※1]OTDR:Optical Time Domain Reflectometer
光パルス試験器のこと。レーザ光を使って光ファイバの特性(ファイバ長、損失、接続個所の位置)を測定することができる。

[※2]モバイルフロントホール/モバイルバックホール
モバイルフロントホールは、無線基地局とアンテナ装置間のネットワークのこと。
モバイルバックホールは、無線基地局と最寄りの交換局を繋ぐ有線ネットワークのこと。

[※3]WDM:Wavelength Division Multiplexing
波長分割多重。

[※4]ダークファイバ
敷設されているにもかかわらず通信に利用されていない光ファイバのこと。

[※5]デッドゾーン
OTDRの分解能を評価する尺度の一つ。具体的にはコネクタ接続など、反射性の接続個所2個所が分離できる最小の単位。デッドゾーンが短いほど、光ファイバの接続位置評価に有効。

[※6]ダイナミックレンジ
OTDRの性能を表す尺度。光のレベル損失を距離に応じて表示する機能であり、ダイナミックレンジが広いほど、長距離の光ファイバを測定できる。

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