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シグナル クオリティ アナライザ MP1800AによるThunderboltレシーバ・テストソリューション

2016/03/04
Q1 ‘16 Thunderbolt Plugfestに出展

シグナル クオリティ アナライザ MP1800A

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、シグナル クオリティ アナライザ MP1800AシリーズとGranite River Labs(GRL)社開発のMP1800A用キャリブレーション/レシーバ・テスト・ソフトウェア(GRL-TBT3-RXA)によるThunderbolt[※1]レシーバ・テストソリューションを、2016年3月7日より台湾で開催されるQ1 ‘ 16 Thunderbolt Plugfestに出展いたします。

GRL社よりGRL-TBT3-RXAソフトウェアのサンプル提供が2016年3月7日に開始されます。

本テストソリューションを使用することにより、Thunderbolt規格に対応するデバイスの評価で必要とされる複雑なテスト信号のキャリブレーションを自動化し、テストエンジニアの負担を軽減することができます。


[開発の背景]

スマートフォンやモバイル端末の普及や4Kビデオ配信に伴い、データ転送量は増え続けています。高速大容量のデータ転送を実現するため、ネットワークやデバイス技術は高度化し、 ハイエンドコンピュータや周辺機器間のインターフェースも高速化しています。高速インターフェース用PHYデバイス[※2]のレシーバ・テストは、相互接続性を確保するために、伝送路損失やジッタなどのストレスを加えた信号により行われます。次世代Thunderbolt3規格では、1レーンあたりのビットレートが20.625 Gbit/sに高速化し、より精度の高い試験信号キャリブレーションと測定が求められます。

レシーバ・テスト用信号のキャリブレーションには、SJ・RJ・SSC[※3]など複数のジッタに加え、エンファシス制御[※4]、コモンモード・ノイズ付加といった複数パラメータの制御が要求されるため、複雑な手順を要します。デバイスのレシーバ・テストには、 これらのパラメータを規格の範囲内に正確に再現させることが重要です。

そのためレシーバ・テストには、テスト信号キャリブレーションの複雑さを解消するため、テスト仕様通りに測定器を制御するオートメーション・ソフトウェアだけでなく、測定性能の高い再現性を満たすビットエラーレート測定器(BERT)が持っている優れた基本性能(低残留ジッタ/ノイズ、高入力感度など)も求められます。

そこでアンリツとGRL社は、デバイスレシーバ・テスト用の複雑なテスト信号のキャリブレーションを自動化できるテストソリューションを開発いたしました。


[テストソリューション概要]

本レシーバ・テストソリューションでは、MP1800Aとノイズ発生用信号源、リアルタイムオシロスコープを組み合わせ、GRL社オートメーション・ソフトウェア GRL-TBT3-RXAから制御することにより、複雑なテスト信号のキャリブレーションを自動化できます。

また測定の基準となるMP1800Aは、広帯域なBERTでは、Thunderboltだけでなく100 GbE、InfiniBandなどの高速シリアル・インターフェースの評価に最適な高品質波形、高入力感度性能を持ち、レシーバ・テストの高い再現性を実現します。

GRL-TBT3-RXAソフトウェアとMP1800Aによるテストソリューションは、レシーバ・テストに必要なキャリブレーションを簡単かつ再現性良く実施することができ、効率的なデバイスの検証に貢献します。


[GRL-TBT3-RXAソフトウェアの特長]

・Thunderbolt規格に対応したデバイスのレシーバ・テストのためのテスト信号のキャリブレーションを自動化
・測定条件の設定とテスト実行をシンプルに行うことができるインターフェースを装備
・PDFフォーマットのレポート機能を搭載


[MP1800Aについて詳しくはこちらから]


[※用語解説]

[※1] Thunderbolt
コンピュータと周辺機器を接続するためのバス規格の一つ。

[※2] PHYデバイス
物理層デバイス。イーサネットなどのインターフェースで、論理信号を実際の電気信号に変換するデバイス。

[※3] SJ・RJ・SSC
ジッタをその発生原因や性質により分類した略称。
SJ: 正弦波ジッタ
RJ: Random Jitterの略称。無限に広がる性質をもっており、その広がりが正規分布に近似している。
SSC: Spread spectrum clockingの略称。電波障害(EMI)を緩和するため、基準クロック信号にジッタを与える技術。

[※4] エンファシス制御
デジタル伝送技術の一つで、伝送線路の減衰特性に応じて伝送信号の高域側を強調する制御のこと。


Granite River Labs社 (GRL) について

Granite River Labs(GRL)は、高速インターフェースの設計、製品への搭載を支援するために、広範囲にわたるエンジニアリングサービスとテストソリューションを提供しています 。新たな技術に挑戦し、業界をリードする企業の開発技術者にとって信頼できるパートナーです。GRLは、評価の高い業界専門家によるテスト技術、高性能のテスト機器、自動テストソリューションを組み合わせ、最高の顧客サービスと堅牢で使いやすいテストツールを提供しています。
詳しくはwww.graniteriverlabs.comをご参照ください。

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