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LTE-Advanced 1 GbpsのIPデータ通信に成功

2016/03/01
シグナリングテスタとQualcomm Technologies社製モデムで共同検証

MD8430A-front

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、米Qualcomm Technologies社との共同検証により、LTE-Advanced(以下、LTE-A)で規定されている1 GbpsのIPデータ通信試験に成功したことをお知らせします。

LTE-Aでは、4×4 MIMO[※1]および高次変調(256QAM)[※2]の技術をキャリアアグリゲーション[※3]と組み合せることで、1 GbpsのIPデータ通信の実現が可能です。

アンリツとQualcomm Technologies社は、従来からLTE/LTE-Aの協業を進めています。今回、Qualcomm Technologies社製のQualcomm® Snapdragon™ X16 LTE modemとアンリツのシグナリングテスタMD8430A/Rapid Test Designerを用いて、共同で接続検証を実施しました。

キャリアアグリゲーションは、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術であり、世界各国で既にサービスが開始されています。4x4 MIMOおよび256QAM技術は、従来技術に比べて周波数利用効率が高いため日本を始め韓国、米国など世界各国において導入が検討されており、今後接続検証用基地局シミュレータのニーズが高まることが見込まれています。

アンリツは1 Gbpsに対応した基地局シミュレータを提供することで、チップセット、スマートフォンの円滑な開発・評価を支援し、高速化するモバイルサービスの商用化に貢献いたします。


[製品概要]

シグナリングテスタMD8430A/RTDは、3 キャリアアグリゲーション、4x4 MIMO、256QAMなどLTE-Aで規定されている最先端の通信技術を業界に先駆けて搭載しています。

MD8430Aは、LTE/LTE-Aの基地局シミュレータでありチップセット、データ端末開発のエンジニアの机上にLTE/LTE-A対応の擬似ネットワークを構築できます。

RTDはグラフィカルユーザインタフェースを採用しており、プロシージャをつなぎ合わせて簡単な操作でテストケースの作成を実現します。

MD8430AとRTDを組み合わせて使用することにより、実基地局では困難な通信環境も構築できることから、さまざまな条件下でLTE-A機能の検証を行えます。


注:LTE-Advanced

世界規模で普及しているLTE(Long Term Evolution)をさらに高速化し、静止/低速移動時で1 Gbps以上、高速移動時で100 Mbps以上の高速データ通信を目指している次世代移動通信システム。LTE-AdvancedはFDD方式とTDD方式がある。FDD方式は、使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時に送受信する方式である。TDD方式は、送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送する。


[※用語解説]

[※1]4×4 MIMO
MIMO(Multiple Input Multiple Output)は、複数アンテナを使用して同時にデータを送受信し、通信レートを高速化する技術。4x4 MIMOは、送受信で各4本のアンテナを使用する。

[※2]高次変調(256QAM)
高次変調は、1回の変調で2ビット以上伝送できるデジタル変調方式。256QAMは、位相が直交する2つの波を16段階の振幅で合成することにより、16×16の256通りのシンボルを利用して一度に8ビットの情報を伝送できる。

[※3] キャリアアグリゲーション
複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。

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