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LTE-Advanced 3.5 GHz帯の電界強度測定器の販売を開始

2015/09/29
LTE-Advanced 3.5 GHz帯の携帯電話基地局の電波伝搬特性を評価する測定ユニットの販売を開始

エリアテスタ ML8780A

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、TDD方式のLTE-Advanced[※1] 3.5 GHz帯の携帯電話基地局のカバーエリア内の電波到達強度の評価用として、エリアテスタ(ML8780A:ディスプレイ有、ML8781A:ディスプレイ無)で使用するTD-LTE測定ユニット MU878041Bとディバイダユニット MU878002Bを開発し、販売を開始しました。

今回開発したMU878041Bは、日本国内で新規に割り当てられた3.5 GHz帯(Band42[※2])の測定に加え、同じくTDD方式で運用されているBand41[※3]の周波数帯にも対応します。さらに、キャリアアグリケーション[※4]のスループット低下の原因となりうるコンポーネントキャリア間のフレームタイミングの誤差も測定することができます。

また、MU878002Bは、アンテナおよびLTE測定ユニット MU878030B(FDD方式のLTEに対応)と組み合わせることにより、日本国内の700 MHzから3.6 GHzまでのすべての周波数帯の測定が1台で可能となり、エリア評価の作業効率が向上します。

アンリツは、今後もLTE-Advancedさらに将来の5Gなどの情報通信サービスの発展に貢献してまいります。


[開発の背景]

総務省は、国内の携帯電話会社に3.5 GHz帯の周波数を割り当てました。2016年のサービス開始に向け、2015年にはTDD方式のLTE-Advanced 3.5 GHz帯の基地局の設置が始まり、2016年からフィールドでのエリア評価が展開されていくと予測されています。

そこでアンリツでは、TDD方式のLTE-Advanced 3.5 GHz帯エリア評価用にML8780A/ML8781Aで使用するTD-LTE測定ユニット MU878041Bを開発。1つの測定ユニットでBand42およびBand41に対応した基地局の電波伝搬特性の評価が可能です。


[製品概要]

MU878041Bは、ML8780A/ML8781Aで使用する測定ユニットで、Band42およびBand41に対応した携帯電話の基地局の電波伝搬特性を測定できます。

MU878002Bは、ML8780A/ML8781Aで使用する測定ユニットで、700 MHzから3.6 GHzまで周波数に対応しています。1本のアンテナからの信号を3つの測定ユニットに分配したり、2本のアンテナからの信号を2つの測定ユニットに分配したりすることができます。

 

製品ページを見る

[ ML8780A:ディスプレイ有 ]

[ ML8781A:ディスプレイ無 ]


[主な特長]

■マルチバンド・マルチキャリア対応
MU878041BおよびMU878030Bは、最大8キャリアの周波数を同時に測定することができ、3キャリアアグリケーション(3CC CA)の測定に対応できます。MU878002Bと組み合わせることにより、日本国内の700 MHzから3.6 GHzまでのすべての周波数帯で複数キャリアの測定が1台のML8780A/ML8781Aで可能となり、エリア評価の作業効率の向上に貢献します。

■バッテリ動作時間の向上
MU878041Bは、従来のTD-LTE測定ユニットの約半分の消費電力を実現しています。バッテリユニットとMU878041Bのユニット1台の組み合わせで、約2.5時間の動作が可能となります。また、大容量の外部バッテリ(容量32000 mAhのモバイルバッテリ使用時)を使用すると約8時間の動作が可能となります。

■フレームタイミング測定対応
キャリアアグリケーションでは、異なるコンポーネントキャリア間のフレームタイミングを合わせる必要があります。MU878041Bが対応しているフレームタイミング測定機能を使用することにより、スループット低下の原因となるコンポーネント間のフレームタイミングのずれが許容範囲内で同期しているかを確認できます。


[対象市場・用途]

対象市場

通信事業者、携帯電話基地局メーカ、携帯電話メーカ、通信工事会社

用途

携帯電話の基地局のエリア評価


[用語解説]

[1] LTE-Advanced:Long Term Evolution-Advanced
LTE方式をさらに高速化したものであり、下り4000 Mbps以上/上り1500 Mbps以上の高速通信の実現を目指している。3.5 GHz帯では下りで1000 Mbps超の高速通信を目指している。

[2] Band42
LTEが運用される周波数帯域の1つ。周波数範囲は、3400 MHzから3600 MHzである。日本国内では株式会社NTTドコモ、ソフトバンク株式会社およびKDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社に割り当てられている。

[3] Band41
LTEが運用される周波数帯域の1つ。周波数範囲は、2496 MHzから2690 MHzである。日本国内ではWireless City Planning株式会社(AXGP)およびUQコミュニケーションズ株式会社(WiMAX2+)が使用している。

[4] キャリアアグリケーション
キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。

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