Skip to main content
MENU

業界初 一台の無線テスタでLTE-Advanced DL CA 4CCsの評価を実現

2015/09/18
ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821C用DL CA 4CCs/VoLTE測定ソフトウェアの販売を開始

ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821C

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821Cの機能を強化し、業界で初めて一台の無線テスタで、ダウンリンク キャリアアグリゲーション (DL CA) 4CCs[※1]に対応したLTE-Advanced端末やVoLTE[※2]端末の評価を可能とするソフトウェアを開発。9月18日から販売いたします。

今回開発したソフトウェアは、下記です。

MX882112C-041
MX882112C-046
MX882113C-041
MX882113C-046
MX882164C
LTE-Advanced FDD DL CA 4CCs 測定ソフトウェア
LTE-Advanced FDD DL CA 4CCs IP データ転送
LTE-Advanced TDD DL CA 4CCs 測定ソフトウェア
LTE-Advanced TDD DL CA 4CCs IP データ転送
LTE VoLTE エコーバック

MX882112C-041/MX882112C-046は、FDD方式[※3]のLTE-Advancedに対応した測定ソフトウェアです。併せて開発したMX882113C-041/MX882113C-046は、TDD方式[※4]に対応しています。

これらのソフトウェアを、すでに販売しているLTE-Advanced DL CA 3CCs測定構成モデルのMT8821Cに搭載することにより、LTE-Advanced DL CA 4CCs端末のRF受信性能評価、IPデータ転送試験が行えます。

また、LTE VoLTE エコーバック MX882164CをLTE測定構成モデルのMT8821Cに搭載することにより、VoLTE音声接続状態における消費電力試験やSAR試験[※5]などを実施することができます。

さらにアンリツは、既に販売しているLTE測定ソフトウェアの機能を拡充。新たに、LTE TDD-FDD joint CA[※6]やLTE DL 256QAM[※7]に加え、M2M[※8]モジュールで使用されるUE Category 0[※9]にも対応しました。

アンリツは今後も、スマートフォンなどのLTE-Advanced端末からM2Mモジュールまで、さまざまな端末開発において必要とされる最新機能を提供し、端末開発の効率向上と早期商用化に貢献いたします。

 

[開発の背景]

携帯端末を利用した動画などのリッチコンテンツサービスの急増にともない、LTEをさらに高度化したLTE-Advancedが、世界各国の通信事業者で採用されています。

LTE/LTE-Advancedでは、現在もさまざまな新機能が規格化されており、計測器メーカには、この動きに対応したソリューションの提供が求められています。

アンリツは2015年6月に、LTE-Advanced DL CA 3CCs端末の開発用測定器としてラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821Cの販売を開始しました。

さらに今回、MT8821Cの機能を強化・拡充し、LTE-Advanced DL CA 4CCsやVoLTEエコーバック、LTE DL 256QAM、UE Category 0への対応を図りました。

 

[製品概要]

ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821Cは、携帯端末のRF送受信試験機能と擬似基地局機能を搭載したワンボックステスタです。

今回新たに機能強化を図り、LTE-Advanced DL CA 4CCs端末やVoLTE端末の評価を可能としました。

またLTE測定ソフトウェアの機能も拡充し、LTE TDD-FDD joint CA、LTE DL 256QAM、UE Category 0にも対応しました。


[製品ページを見る]

 

[主な特長]

■2x2 MIMOでのLTE-Advanced DL CA 4CCs試験に1台で対応
すでに販売しているLTE-Advanced DL CA 3CCs 2x2 MIMO[※10]構成のMT8821Cに、今回開発したLTE-Advanced DL CA 4CCs測定ソフトウェア、IPデータ転送試験ソフトウェアを搭載することにより、LTE-Advanced DL CA 4CCs 2x2 MIMOでのRF受信性能試験やIPデータ転送試験を1台で行うことができます。

■複雑な設定を必要とせずにVoLTEエコーバック試験が可能
「MX882164C LTE VoLTE エコーバック」では、MT8821Cの内部サーバを使用しているため、外付けPCが不要です。また、LTE測定ソフトウェアの設定を自動的に内部サーバに反映するため、VoLTE接続のための煩雑な設定を行うことなくVoLTEエコーバック試験を実現できます。

 

[対象市場・用途]

対象市場

チップセットメーカー、携帯端末メーカー、通信事業者

用途

チップセットや携帯端末のハードウェア開発、通信事業者の端末受入れ試験

 

[ 用語解説]

[※1] キャリアアグリゲーション 4CCs
キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。4CCsは4つのコンポーネントキャリアを束ねる技術。

[※2] VoLTE
オペレータが提供するLTEサービスによる音声通話サービス。通話用に帯域を確保し、従来の音声通話より低遅延、高音質な通話(HD Voice)が可能となっている。また、留守番電話など、従来の音声通話で提供していた機能も用意されている。

[※3]  FDD方式
LTEには、FDD方式(LTE FDD)とTDD方式(LTE TDD)の2つがある。LTE FDDは、使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時に送受信する方式である。

[※4] TDD方式
LTE TDDは、送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送する方式である。

[※5] SAR試験
Specific Absorption Rate試験のこと。
携帯端末から送出される電波について、生体に吸収されるエネルギー量を評価する試験。

[※6] LTE TDD-FDD joint CA
3GPPで規定されているLTE TDD-FDD joint operation including Carrier Aggregationのこと。LTEのTDD信号とFDD信号を組み合わせてキャリアアグリゲーションを実現する技術。

[※7] 256QAM
ディジタル変調方式の一種。位相が直交する2つの波を16段階の振幅で合成することにより、16×16の256通りのシンボルを利用して一度に8ビットの情報を伝送できる。

[※8] M2M
M2Mとは「Machine to Machine」の略。機械と機械があらゆる通信手段(ネットワーク)を使用して通信する仕組みや、その形態を意味する。

[※9] UE Category 0
3GPP Release 12で規定された、端末の性能要件。低消費電力化、低コスト化、広カバレッジ化を目的とし、低レートでの通信を行う端末を規定している。

[※10] 2x2 MIMO
MIMO(Multiple Input Multiple Output)は、複数アンテナを使用して同時にデータを送受信し、通信レートを高速化する技術。2x2 MIMOは、送受信で各2本のアンテナを使用する。

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。