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Bluetooth バージョン4.2に対応したBluetoothテスタを発表

2014/12/12

Bluetoothの最新規格Core仕様バージョン4.2に対応した無線レイヤの試験が可能に

Bluetooth テストセット MT8852B

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、BluetoothテストセットMT8852Bの機能を強化。Bluetoothの最新規格であるCore仕様バージョン4.2で導入されたBluetooth Low Energy[※1]に対応した「BLEデータ長拡張オプション MT8852B-034」の販売を、2015年2月16日から開始することをお知らせいたします。

MT8852Bに、新たに開発したBLEデータ長拡張オプション MT8852B-034をインストールすることにより、Bluetooth バージョン4.2に準拠したBluetooth Smart/Bluetooth Smart Ready[※2]デバイスの開発や製造で必要とされる無線レイヤ試験が可能となります。

 

[開発の背景]

2014年12月3日に発表されたBluetoothの最新規格であるCore仕様バージョン4.2では、Bluetooth Low Energyのデータ長が37オクテット[※3]から255オクテットに拡張され、データ送信時のオーバーヘッド[※4]が減少することにより、システムの実効スループットが強化されています。

Bluetooth Low Energyは、従来からBluetooth Smart/Bluetooth Smart Readyデバイスで採用されていますが、今回の機能強化により一層普及することが見込まれています。

これにともない、各種Bluetoothデバイスの開発・製造用計測器として提供しているBluetoothテストセットMT8852Bの機能を強化。新たにBluetoothのCore仕様バージョン4.2で導入されたBluetooth Low Energyに対応したMT8852B用ソフトウェアとしてBLEデータ長拡張オプション MT8852B-034を開発いたしました。

 

[製品概要]

BLEデータ長拡張オプション MT8852B-034は、BluetoothテストセットMT8852B用ソフトウェアオプションです。

MT8852Bに、BLEデータ長拡張オプション MT8852B-034をインストールすることにより、Bluetooth バージョン4.2に準拠したBluetooth SmartおよびBluetooth Smart Readyデバイスの開発や製造で必要とされる無線レイヤ試験が可能となります。

また、MT8852Bが従来から対応している6種類のBluetooth Low Energyテストケースも、本オプションを追加することでデータ長拡張に対応できます。MT8852Bのテストケースは自動、高速に実行可能であり、製品開発・製造コストの低減に貢献できます。

Bluetooth テストセット MT8852B

MT8852Bは、Bluetooth SIG RF Test Specificationsに規定されている試験手順に準拠しており、Bluetoothチップセットやモジュール、セットベンダの開発部門や製造ラインにおいて必要とされるBR[※5]EDR[※6]BLE[※7]、Bluetooth Audioなど各種測定が行えます。

また、MT8852Bには開発用途に適したPCアプリケーションソフトウェアを標準で添付しています。本ソフトウェアを利用することにより、テストパケットをグラフィカルに表示できるとともに、テストリミットに対する合否を自動で判定でき、開発や試作段階における障害の原因特定が容易に行えます。

さらに、MT8852Bは、2.4 GHz 帯WLAN製品との共存試験を可能とする独自のAdaptive Frequency Hopping(AFH)[※8]試験機能を有していることに加え、量産試験を自動化できるターンキーソリューションとしてCombiTestなどを用意しています。

 

[ この製品をもっと詳しく ]

 

[ 用語解説]

[1]  Bluetooth Low Energy
2.4 GHz の無線を使った近距離無線通信規格。ボタン電池 1 個でも数年動作できる省電力が特長である。

[2] Bluetooth Smart/Bluetooth Smart Ready
Bluetooth Smartは、Bluetooth Low Energyに対応した機器の総称。心拍数モニタなどのスポーツやフィットネス用の機器のほか、血糖値測定器などの医療用機器や産業用センサなどで利用される。Bluetooth  Smartが繋がるスマートフォンなどの機器がBluetooth Smart Readyと呼ばれる。

[3] オクテット
情報通信における8ビット単位の情報。

[4] オーバーヘッド
通信では、実際にデータを転送する時間に加えて、相手先の受信確認や再送信などの時間がかかる。この余分な作業をオーバーヘッドと呼ぶ。

[5] BR
Basic Rateの略。Bluetoothバージョン2.0以前の規格で、理論上の最大通信速度は1 Mbps。

[6] EDR
Enhanced Data Rateの略。2004年11月に発表された最大3 Mbpsの高速モードに対応した仕様。Bluetoothバージョン 2.0+EDR、Bluetooth バージョン2.1+EDR等と表現される。

[7] BLE
Bluetooth Low Energyの略。2011 年 6 月にBluetooth バージョン4.0 で追加された仕様。最大1 Mbpsだが省電力で動作する特長を持つ。

[8]  Adaptive Frequency HoppingAFH
Bluetooth は、2.4 GHz帯で動作するが、無線帯域では無線LANなど多くの多くの無線通信規格が使用されている。これらのデバイスどうしの距離が非常に近い場合、干渉が生じてBluetooth デバイスの通信品質が低下することがある。AFHはこの干渉を回避するための技術である。

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