Skip to main content
MENU

ネットワークマスタフレックスMT1100Aの販売を開始

2014/10/27

1台で100 Gbps/400 Gbpsのネットワークの評価が可能

ネットワークマスタ フレックス MT1100A

 

アンリツ株式会社(社長 橋本裕一)は、ネットワーク用測定器(トランスポートテスタ)として、新たにネットワークマスタフレックス MT1100Aを開発。10月27日から販売いたします。

MT1100Aは、トランスポートテスタの本体プラットフォームです。MT1100Aに併せて開発した測定モジュールを搭載することにより、ネットワークのBER測定[※1]スループット測定[※2]が行えます。

測定モジュールは、ネットワークの伝送速度に応じて、1.5 Mbps[※3]から10 Gbps[※4]までの「10GマルチレートモジュールMU110010A」、10 Gbpsから100 Gbpsまでの「100G マルチレートモジュール MU110011A」、40 Gbps から100 Gbpsまでの「40/100G モジュール CFP2 MU110012A」の3種類を開発。ネットワークの主流である1.5 Mbpsから10 Gbps、実用化が本格化している40 Gbps/100 Gbpsのネットワークの評価に対応できます。

さらに、MT1100AにMU110012Aを2セット実装することにより、400 Gbpsの試験信号に対応できます。
これにより、400 Gbpsの伝送速度を有する次世代超高速ネットワークの評価が行えます。

また、測定モジュールは、OTN[※5]イーサネット[※6]SDH/SONET[※7]ファイバチャネル[※8]などネットワークを構成する複数の通信規格に対応しており、1台のMT1100Aで測定が行えます。

アンリツは、MT1100Aの販売を開始することにより、超高速ネットワークの円滑な普及に貢献いたします。

 

[開発の背景]

スマートフォンやタブレットなど、モバイル端末を利用したデータ通信サービスがグローバルに広がっています。これにともない、モバイル回線が収容されているネットワークでは主流である1.5 Mbpsから10 Gbpを高速化した40 Gbps/100 Gbpsのネットワークの普及が本格化しています。

さらに、400 Gbpsの超高速ネットワークの研究開発も進展しています。

アンリツは2014年7月に、10 Gbpsまでのネットワークに対応したネットワークマスタプロMT1000Aの販売を開始しています。

さらに今回、伝送速度の拡張を図り、最大100 Gbps/400 Gbpsまでのネットワークの評価を可能とするネットワークマスタフレックスMT1100Aを開発いたしました。

 

[製品概要]

ネットワークマスタフレックス MT1100Aは、トランスポートテスタの本体プラットフォームです。併せて開発した測定モジュールを搭載することにより、ネットワークのBER測定、スループット測定が行えます。

測定モジュールは、通信速度、通信規格に応じて3種類用意しています。

「10GマルチレートモジュールMU110010A」は、1.5 Mbpsから10 Gbpsまでのネットワークを構成するOTN、イーサネット、SDH/SONET、
PDH/DSn[※9]、ファイバチャネルに対応しています。100G マルチレートモジュール MU110011Aは、10 Mbpsから100 Gbpsまでのネットワークを構成する
OTN、イーサネット、SDH/SONET、ファイバチャネルに対応しています。

「40/100G モジュール CFP2 MU110012A」は、MT1100A用測定モジュールであり、40 Gbpsから100 Gbpsまでのネットワークを構成するOTN、イーサネットに対応しています。


[ この製品をもっと詳しく ]

 

[主な特長]

■1台で、ネットワークを構成する各通信システムの評価が可能
ネットワークは、OTNやイーサネット、SDH/SONET、PDH/DSn、ファイバチャネルを統合した通信システムとして運用されています。今回開発したトランスポートテスタは、上記すべての通信システムに対応しています。

■40 Gbps /100 Gbpsのネットワークに対応可能
現在のネットワークの通信速度は、1.5 Mbpsから10 Gbpsが主流となっていますが、高速大容量化を図るために、40G/100 Gbpsのネットワークの導入が進展しています。
MT1100Aの測定モジュールであるMU110011A、MU110012Aはこの通信速度をカバーしています。

■400 Gbpsの超高速ネットワークの評価が可能
MT1100AにMU110012Aを2セット実装することにより、100 Gbpsの試験信号を4本束ね、400 Gbpsの試験信号に対応できます。これにより、研究開発が進展している400 Gbpsの通信速度を有する超高速ネットワークの評価が行えます。

■OTNのクライアント信号試験が可能
OTNでは、クライアント信号[※10]と呼ばれるイーサネット信号やSDH/SONET信号などを内蔵して伝送します。MT1100Aは、イーサネット、SDH/SONETのクライアント信号を内部で生成し、OTN回線上で試験が行えます。これにより、実運用とほぼ同様の環境でのOTNの評価が可能となり、通信障害発生時の原因がOTN、イーサネット、SDH/SONETもしくはファイバチャネルであるかの検証が容易に行えます。

■優れた携行性・操作性
MT1100Aは、小型・バッテリ駆動のハンドヘルドタイプであり、測定場所となる通信事業者の局舎に簡単に持ち運べます。また、視認性に優れた12.1インチの大型カラー液晶、タッチパネル操作、遠隔地からインターネットを経由してのリモート操作、コマンド操作、最大4ポートの同時試験などを実現しており、ネットワークの建設・保守における検証作業が効率よく行えます。

■用途に応じた機能拡張が可能
MT1100Aは、通信システムや通信速度の種別をオプション化し、3種類のモジュールとソフトウェアを提供しています。これにより、イーサネット構成に別途、OTN構成を追加するなど、将来の機能拡張が簡単に行えます。

 

[対象市場・用途]

対象市場

伝送機器メーカー、通信事業者、ネットワーク工事会社、通信設備建設・保守会社

用途

ネットワークの研究、開発、製造、建設・保守

 

[ 用語解説]

[※1] BER測定:Bit Error Rate測定
信号に含まれるビットエラーの割合を測定すること。

[※2] スループット測定
単位時間当たりのネットワークのデータ転送能力を測定すること。

[※3] 1.5 Mbps:1.5 Mega bit per second
Mbpsは、データ伝送速度の単位。1.5 Mbpsは、1秒間に150万ビットのデータを伝送できる。

[※4] 10 Gbps:10 Giga bit per second
Gbpsは、データ伝送速度の単位。10 Gbpsは、1秒間に100 億ビットのデータを伝送できる。

[※5] OTN:Optical Transport Network
光伝送技術の国際標準規格。強力なエラー検出・訂正機能と柔軟なフレーム構造を備えており、光ネットワークに広く利用される。

[※6] イーサネット
コンピュータネットワークの規格のひとつ。1秒間に送れる信号の数(ビットレート)により、イーサネット(1秒間に1000万ビット= 10 Mビット/秒)から、100ギガビットイーサネット(1秒間に1000 億ビット = 100 Gビット/秒)までが実用化されている。400ギガビットイーサネット(1秒間に4000 億ビット = 400 Gビット/秒)についても研究されている。

[※7] SDH/SONET:Synchronous Digital Hierarchy / Synchronous Optical NETwork
SDHは、国際的に統一されたディジタル伝送規格。SONETは、米国にて規定されたディジタル伝送規格であり、SDH とSONETは、相互接続ができる。

[※8] ファイバチャネル
コンピュータと外部記憶装置間でデータ転送するための伝送規格。

[※9]  PDH/DSn:Plesiochronous Digital Hierarchy / Digital Signal level n
SDH/SONETが勧告されるより以前に日本、北米、ヨーロッパで採用されていたディジタル伝送規格。

[※10] クライアント信号
OTN上では、イーサネット信号やSDH/SONET信号など、さまざまな信号が伝送される。これらの信号の総称がクライアント信号である。

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。