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1台で光ネットワークの評価を可能とするトランスポートテスタの販売を開始

2014/07/25

ネットワークマスタプロ MT1000A/10Gマルチレートモジュール MU100010A

ネットワークマスタ プロ MT1000A

 

アンリツ株式会社(社長 橋本裕一)は、光ネットワーク用測定器(トランスポートテスタ)として、新たにネットワークマスタプロ MT1000Aと10G マルチレートモジュール MU100010Aを開発。7月25日から販売いたします。

MT1000Aは、トランスポートテスタの本体プラットフォームです。

MU100010Aは、MT1000A用測定モジュールであり、最大 10 Gbps[※1]までの光ネットワークを構成するOTN[※2]イーサネット[※3]SDH/SONET[※4]PDH/DSn[※5]に対応しています。

MT1000Aは、MU100010Aを実装することにより、1台の測定器で、上記通信システムが統合された光ネットワークを評価できます。特にOTNの評価では、同クラスの測定器として初めて、イーサネットやSDH/SONETなどのクライアント信号[※6]での試験を可能としています。これにより、通信障害発生時に、不具合の原因がOTNにあるのか、イーサネットもしくはSDH/SONETにあるのかの検証が容易に行えます。

アンリツは、MT1000A、MU100010Aの販売を開始することにより、光ネットワークのより円滑な運用に貢献いたします。

 

[開発の背景]

光ネットワークは、ブロードバンドサービスの基幹網として利用が拡大しています。 今日では、OTNやイーサネット、SDH/SONET、PDH/DSnなど各種通信システムが統合されており、光ネットワークの建設・保守では、複数の通信規格に準拠した伝送装置の評価を可能とするトランスポートテスタのニーズが高まっています。

そこでアンリツは、ネットワークマスタプロ MT1000AとMT1000A用測定モジュールである10G マルチレートモジュール MU100010Aを開発いたしました。

MU100010Aを実装したMT1000Aを使用することにより、1台の測定器で、OTN、イーサネット、SDH/SONET、PDH/DSnから構成される光ネットワークの評価が行えます。

 

[製品概要]

ネットワークマスタプロ MT1000Aは、トランスポートテスタの本体プラットフォームです。

MU100010Aは、MT1000A用測定モジュールであり、1.5 Mbps[※7]から10 Gbpsまでの光ネットワークを構成するOTN、イーサネット、SDH/SONET、PDH/DSnに対応しています。

MU100010Aを実装したMT1000Aを使用することにより、1台の測定器でOTN、イーサネット、SDH/SONET、PDH/DSnから構成される光ネットワークの評価で必要なBER測定[※8]や、スループット測定[※9]が行えます。


[ この製品をもっと詳しく ]


[ ソリューションのご紹介 ]

 

[主な特長]

■1台で、光ネットワークを構成する各通信システムの評価に対応
光ネットワークは、OTNやイーサネット、SDH/SONET、PDH/DSnを統合した通信システムとして運用されています。今回開発したトランスポートテスタは、上記すべての通信システムに対応しています。また、現在の光ネットワークの主流である1.5 Mbpsから10 Gbpsの通信速度をカバーしており、1台の測定器で光ネットワークの評価が行えます。

■同クラスで初めて、OTNのクライアント試験を実現
OTNは、イーサネット信号やSDH/SONET信号を内蔵して伝送します。本トランスポートテスタは、同クラスの測定器として初めて、イーサネット、SDH/SONETのクライアント信号を内部で生成し、OTN回線上で試験が行えます。これにより、実運用とほぼ同様の環境でのOTNの評価が可能となり、通信障害発生時の原因がOTN、イーサネット、もしくはSDH/SONETであるかの検証が容易に行えます。

■優れた携行性・操作性
本トランスポートテスタは、小型かつ軽量でバッテリ駆動を実現しており、測定場所となる通信事業者の局舎に簡単に持ち運べます。また、視認性に優れた9インチの大型カラー液晶、タッチパネル操作、遠隔地からインターネットを経由してのリモート操作、2回線の独立同時試験などを実現しており、光ネットワークの建設・保守における検証作業が効率よく行えます。

■用途に応じた機能拡張が可能
本トランスポートテスタは、通信システムや通信速度の種別をオプション化し、ソフトウェアで提供しています。これにより、イーサネット構成に別途、OTN構成を追加するなど、将来の機能拡張がソフトウェアの追加のみで行えます。

 

[対象市場・用途]

対象市場

通信事業者、ネットワーク工事会社、通信設備保守会社、通信設備建設会社

用途

光ネットワークの建設・保守

 

[ 用語解説]

[※1] 10 Gbps:10 Giga bit per second
Gbpsは、データ伝送速度の単位。10 Gbpsは、1秒間に100 億ビットのデータを伝送できる。

[※2] OTN:Optical Transport Network
光伝送技術の国際標準規格。強力なエラー検出・訂正機能と柔軟なフレーム構造を備えており、光ネットワークに広く利用される。

[※3] イーサネット
コンピュータネットワークの規格のひとつ。1秒間に送れる信号の数(ビットレート)により、イーサネット(1秒間に1000万ビット= 10 Mビット/秒)、ファストイーサネット(1秒間に1 億ビット = 100 Mビット/秒)、ギガビットイーサネット(1秒間に10 億ビット = 1 G ビット/秒)、10ギガビットイーサネット(1秒間に100 億ビット = 10 Gビット/秒)などがある。

[※4] SDH/SONET:Synchronous Digital Hierarchy / Synchronous Optical NETwork
SDHは、国際的に統一されたディジタル伝送規格。SONETは、米国にて規定されたディジタル伝送規格であり、SDH とSONETは、相互接続ができる。

[※5]  PDH/DSn:Plesiochronous Digital Hierarchy / Digital Signal level n
SDH/SONETが勧告されるより以前に日本、北米、ヨーロッパで採用されていたディジタル伝送規格。

[※6] クライアント信号
OTN上では、イーサネット信号やSDH/SONET信号など、さまざまな信号が伝送される。これらの信号の総称がクライアント信号である。

[※7] 1.5 Mbps:1.5 Mega bit per second
Mbpsは、データ伝送速度の単位。1.5 Mbpsは、1秒間に150万ビットのデータを伝送できる。

[※8] BER測定:Bit Error Rate測定
信号に含まれるビットエラーの割合を測定すること。

[※9] スループット測定
単位時間当たりのネットワークのデータ転送能力を測定すること。

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。