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1台のハンドヘルド計測器で、ルビジウム発振器クラスの高精度測定を実現

2014/03/07

スペクトラムマスタMS2720T用「内蔵高精度基準発振器オプション」の販売を開始

スペクトラムマスタ MS2720T

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、スペクトラムマスタMS2720Tの機能を強化。新たに「内蔵高精度基準発振器オプション」を開発。3月7日から販売いたします。

本オプションをMS2720Tに搭載することにより、1台のハンドヘルドスペクトラムアナライザで、携帯電話基地局の建設・保守点検で実施される周波数測定が、ルビジウム発振器[※1]と同等の精度で行えます。

携帯電話基地局の周波数測定では、基地局が送信する信号の周波数を測定するハンドヘルドスペクトラムアナライザが使用されます。

ハンドヘルドスペクトラムアナライザには、測定の基準となる信号を生成する水晶発振器[※2]が搭載されていますが、より高精度な周波数測定を行うため、水晶発振器の100倍の精度を有するルビジウム発振器が使用されていました。

今回開発した「内蔵高精度基準発振器オプション」は、ルビジウム発振器と同等の性能を実現。ルビジウム発振器が不要となり、1台のMS2720Tで携帯電話基地局の周波数測定が行えます。

また、MS2720Tの本体性能も強化し、測定処理の手順を最適化。これにより、従来の最大2倍となる測定速度を実現しており、業界最高水準の速度で信号解析が行えます。          

モバイルブロードバンドサービスの普及にともない、携帯電話基地局の建設・保守作業がますます増大している今日、アンリツは、MS2720Tの機能を強化したことにより、携帯電話基地局の測定作業の効率化に貢献いたします。

 

[開発の背景]

スマートフォンの急激な普及にともない、携帯電話ネットワークに流れるデータ量は爆発的に増加しており、通信事業社各社は、携帯電話基地局の増設や拡張に注力しています。

携帯電話基地局の建設・保守では、周波数が電波法で定める許容範囲にあるかどうかを測定します。

しかし、一般的に使用されている水晶発振器内蔵型の従来のハンドヘルドスペクトラムアナライザでは、2GHzの携帯電話基地局の周波数測定で求められる600Hz未満の値が測定できないなど、性能が不足しているため、水晶発振器の約100倍の精度を有するルビジウム発振器が必要でした。

そこでアンリツは、スペクトラムマスタMS2720Tの機能を強化。新たに、MS2720Tの新オプションとして、「内蔵高精度基準発振器オプション」を開発しました。

本オプションをMS2720Tに搭載することにより、1台のハンドヘルドスペクトラムアナライザで、携帯電話基地局の周波数測定がルビジウム発振器と同等の精度で行えます。

 

[製品概要]

「内蔵高精度基準発振器オプション」は、携帯電話基地局の建設・保守用ハンドヘルド計測器であるスペクトラムマスタMS2720Tの新オプションです。

「内蔵高精度基準発振器オプション」は、周波数測定の基準信号源として動作し、水晶発振器の約100倍の精度を有するルビジウム発振器と同等の精度を実現しています。

本オプションをMS2720Tに搭載することにより、ルビジウム発振器が不要となり、1台のハンドヘルドスペクトラムアナライザで、携帯電話基地局の周波数測定が行えます。

また、MS2720Tの測定処理手順を最適化したことにより、従来の最大2倍となる測定速度を実現。業界最高水準の速度で信号解析が行えます。

スペクトラムマスタ MS2720Tは、電池駆動のハンドヘルドスペクトラムアナライザです。下限周波数9kHzから上限周波数を各々9 GHz、13 GHz、20 GHz、32 GHz、43 GHzまでとする5つのオプションを用意しており、各種携帯電話基地局や公共・業務用無線、マイクロ波通信など、さまざまな無線通信システムの建設・保守に対応できます。

 

[ この製品をもっと詳しく ]

 

[対象市場・用途]

対象市場

移動通信事業者、基地局建設・保守事業者

用途

携帯電話基地局の建設・保守

 

[ 用語解説]

[※1] ルビジウム発振器
ルビジウム原子がもつ極めて安定度の高い固有振動周波数を基準とする発振器。

[※2] 水晶発振器
水晶の固有振動を利用した発振器。

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