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業界初 GCF 認証取得に成功

2013/10/28

LTE-AdvancedコンフォーマンステストシステムME7873LとME7834L

LTE RF コンフォーマンステストシステム ME7873L

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、コンフォーマンステストシステムが、LTE-Advanced(注)キャリアアグリゲーション[※1]規格に準拠したRF/RRMコンフォーマンス試験[※2]およびプロトコルコンフォーマンス試験[※3]において、業界で初めてGCF[※4]の認証を取得したことをお知らせいたします。

LTE-Advancedは、現在世界各国で導入が進んでいるLTEをさらに高速化した第4世代の移動通信規格であり、北米・韓国では2013年中に商用サービス開始が計画されています。

LTE-Advancedの商用端末を開発するにあたっては、北米ではPTCRB[※5]、欧州およびアジア(日本を含む)ではGCFが認証したテストシステムを用いてRF/RRMコンフォーマンス試験、プロトコルコンフォーマンス試験を行い、端末の品質基準が3GPP[※6]規格に合致していることを客観的に証明することが必要とされています。

LTE-Advancedは、複数の周波数帯を1つの帯域として利用することにより広帯域化することにより、最大通信速度や平均通信速度を高速化するキャリアアグリゲーションがキーテクノロジーとなっています。

このため、コンフォーマンステストシステムでは、キャリアアグリゲーションに対応することが要求されています。

アンリツはすでに、アメリカで導入が予定されているLTE-Advancedにおいて、2013年6月に業界で初めてキャリアアグリゲーションに対応し、業界最多のPTCRB認証を取得しています。

さらに今回、韓国で導入されるLTE-Advancedにも業界で初めて対応。周波数バンド1とバンド5、バンド3とバンド5を組み合わせたキャリアアグリゲーションのRF/RRMコンフォーマンス試験とプロトコルコンフォーマンス試験において、GCF認証を取得しました。

また、今回の認証取得により、アンリツのコンフォーマンステストシステムのGCF/PTCRB認証は、RF/RRMコンフォーマンス試験で60件、プロトコルコンフォーマンス試験で48件に達し、業界最多となりました。

LTE-Advancedは2014年以降も世界各国の通信事業者が導入を計画しており、今後もコンフォーマンステストシステムのニーズが拡大していきます。

アンリツは、GCF/PTCRB認証取得に引き続き注力し、次世代モバイルブロードバンドシステムの早期実用化に貢献いたします。

注:LTE-Advanced

第4世代の移動通信システム。LTE(Long Term Evolution)をさらに高速化し、将来的には、静止/低速移動時で最大1Gbps、高速移動時で最大100 Mbpsの高速データ通信の実現を目指している。

 

[製品概要]

今回GCF認証を取得したテストシステムは、「RFコンフォーマンステストシステムME7873L」と「プロトコルコンフォーマンステストシステムME7834L」です。

■RFコンフォーマンステストシステムME7873L
LTE/LTE-Advanced端末のRF送信特性や受信特性、パフォーマンスなどが、3GPP規格に適合していることを確認するためのテストプラットフォーム。LTE/LTE-AdvancedのRF/RRMコンフォーマンス試験に対応しています。また北米および国内の通信事業者受入試験にも採用されています。

■プロトコルコンフォーマンステストシステムME7834L
LTE/LTE-Advanced端末と基地局間の通信手順が、3GPP規格に適合していることを確認するためのテストプラットフォーム。LTE/LTE-AdvancedおよびVoLTE[※7]機能のプロトコルコンフォーマンス試験に対応しています。また、ME7873L同様、北米およびアジア地域の通信事業者受入試験にも採用されています。


[製品情報:ME7873L]
[製品情報:ME7834]

 

[ ※用語解説]

[1] キャリアアグリゲーション
複数の周波数帯を組み合わせ、より大きな帯域幅(電波の周波数の範囲)を仮想的に作り出すことが可能となる技術。無線通信システムでは、帯域幅が大きいほど高速に大容量のデータを伝送できる。例えば、ある通信事業者が20 MHz幅、10 MHz幅を持っていた場合、本技術により30 MHz幅の連続した周波数の利用時と同等のデータレートを実現でき、最大通信速度や平均通信速度が向上する。

[2] RF/RRMコンフォーマンス試験
RFコンフォーマンス試験は、携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどが3GPP規格に適合していることを確認するための試験。RRMコンフォーマンス試験は、基地局と携帯端末間の資源(無線回線など)の制御に関する試験。

[3] プロトコルコンフォーマンス試験
携帯端末と基地局間の通信手順が、3GPP規格に適合していることを確認するための試験。

[※4] GCFGlobal Certification Forum
携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。

[※5] PTCRBPCS Type Certification Review Board
GCF同様、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。北米で使用されている周波数帯を対象としている。PTCRBにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。

[※6] 3GPP3rd Generation Partner Project
第3世代移動通信方式の標準を策定するためのパートナーシップ・プロジェクト。LTE-Advancedの国際標準規格について策定している。

[※7] VoLTEVoice over LTE
LTE(Long Term Evolution)のネットワークを使用してVoIPによる音声通話を実現する方式。モバイル端末において、従来の通話方式に代わる次世代方式として注目されている。

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