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DB-DC-HSDPAオプションMX848001E-18を販売開始

2012/12/21

W-CDMAシグナリングテスタMD8480C機能拡充

業界初 基地局シミュレータで次世代HSPA Evolution携帯端末の評価を実現

W-CDMA シグナリングテスタ(基地局シミュレータ) MD8480C

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、W-CDMA シグナリングテスタMD8480Cの機能を拡充。業界で初めて、DB-DC-HSDPA機能[※1]を搭載した次世代HSPA Evolution[※2]携帯端末・チップセットの評価を可能とするDB-DC-HSDPAオプション MX848001E-18を開発。12月25日から販売を開始いたします。

DB-DC-HSDPA機能は、異なる周波数帯を組み合わせることにより帯域幅[※3]を拡張する技術です。本機能を用いることにより、HSPA Evolution方式で最大42 Mbps[※4]の高速データ通信を実現できます。

DB-DC-HSDPA機能は3GPP Release9[※5]で規格化されており、今後HSPA Evolution方式を採用している通信事業者が導入することが見込まれています。

アンリツは上記市場動向に対応し、MD8480Cの新オプションとしてMX848001E-18を開発いたしました。

MX848001E-18をすでに提供しているHSPA Evolution試験構成のMD8480Cに搭載することで、MD8480CがDB-DC-HSDPA対応HSPA Evolution携帯端末・チップセットの基地局シミュレータ(擬似基地局)として動作し、携帯端末・チップセットのネットワーク接続性検証やスループット[※6]性能評価が行えます。

アンリツは今回、業界で初めてDB-DC-HSDPA機能の評価用基地局シミュレータの販売を開始することにより、世界各国で進展しているモバイルブロードバンドネットワークの普及に貢献いたします。

 

[開発の背景]

スマートフォンやタブレット携帯端末の急速な普及にともない、モバイル通信のブロードバンド化が加速しています。こうした動きに対応するため、HSPA方式で移動通信サービスを提供している海外の通信事業者では、最大42Mbpsでデータ通信を可能とする次世代HSPA Evolution方式の導入を進めています。

しかし、同一の周波数帯で上記通信速度を実現する帯域幅の確保は困難であることから、3GPP Release9において、異なる周波数帯を組み合わせて帯域幅を拡張し、最大42 Mbpsのデータ通信速度を実現するDB-DC-HSDPA機能が規格化されました。

これにともない、今後DB-DC-HSDPA機能を搭載したHSPA Evolution携帯端末・チップセットの検証用基地局シミュレータのニーズが拡大することが見込まれます。

そこでアンリツは、HSPA Evolution方式に対応した基地局シミュレータとして提供しているW-CDMAシグナリングテスタMD8480Cの機能を強化し、DB-DC-HSDPAオプションMX84001E-18を開発。業界で初めて、基地局シミュレータでDB-DC-HSDPA対応HSPA Evolution携帯端末・チップセットの評価を可能としました。

 

[製品概要]

MD8480C DB-DC-HSDPAオプションMX848001E-18は、W-CDMAシグナリングテスタMD8480C用ソフトウェアであり、3GPP Release 9で規格化されたDB-DC-HSDPA機能に対応しています。

MD8480C本体に、すでに販売しているHSPA Evolution試験機能に対応したハードウェアとソフトウェア、今回開発したMX848001E-18を搭載することで、DB-DC-HSDPA機能を搭載したHSPA Evolution端末のネットワーク接続性検証やスループット性能が評価できます。

W-CDMAシグナリングテスタMD8480C

MD8480Cは、HSPA、W-CDMA、GSMなど世界各国で運用されている携帯電話システムの基地局と同様に動作する基地局シミュレータです。携帯電話端末と基地局との通信手順であるプロトコルシーケンスや設定パラメータを自在に定義できます。規格上で定められた正常な通信手順に加え、実際の基地局との接続状態では試験することが困難な動作を発生させることが可能であり、さまざまな条件下で携帯電話端末やデータ通信端末の機能を評価できます。


[ この製品をもっと詳しく ]

 

[対象市場・用途]

対象市場

通信端末メーカー、通信モジュールメーカー

用途

DB-DC-HSDPA対応HSPA Evolution携帯端末・チップセットの開発、性能評価

 

[ ※用語解説]

[※1]  DB-DC-HSDPA
HSPA Evolution方式において、異なる周波数帯を組み合わせることにより帯域幅を拡張し、最大42 Mbpsの高速データ通信を実現する技術。

[※2] HSPA Evolution
第3.5世代HSPA方式携帯電話システムの拡張規格。HSPAをさらに高速化し、下り最大28Mbps、上り最大11Mbpsでのデータ通信を可能とする。

[※3] 帯域幅
電波の周波数の範囲。無線通信システムでは、帯域幅が大きければ大きいほど、高速に大容量のデータを伝送できる。

[※4] Mbps:Mega bit per second
通信速度の単位。1 Mbpsは、1秒間に100万ビットのデータを伝送できる。

[※5] 3GPP Release9:3rd Generation Partner Project
3GPPは、第3世代移動通信方式の標準を策定するためのパートナーシップ・プロジェクト。
3GPPの標準規格はそのリリース順に番号が付与されている。Release 9ではDB-DC-HSDPAやパケット通信速度をさらに高速化するDC-HSDPA+ MIMO、DC-HSUPAなどが規定されている。

[※6] スループット
単位時間あたりのデータ転送量のこと。移動通信分野では、基地局と携帯電話端末間でのデータ通信における実質的なデータ転送速度を示す。

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