Skip to main content
MENU

「雑音指数測定機能MS4640A-041」の販売を開始

2012/08/03

業界初
ネットワークアナライザで100GHz帯アクティブデバイスの雑音指数測定を実現

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ネットワークアナライザME7838A/MS4640Aシリーズの測定機能を強化。新たに、ME7838A/MS4640Aシリーズの共通オプションソフトウェアである「雑音指数測定機能MS4640A-041」およびME7838A用「専用受信モジュールSM6609」を開発。8月3日から販売いたします。

ME7838A/MS4640Aシリーズは、マイクロ波・ミリ波[※1]アクティブデバイス[※2]の設計・開発用計測器であり、
ME7838Aシリーズは110 GHz[※3]まで、MS4640Aシリーズは70 GHzまでの周波数帯のアクティブデバイスに対応しています。

ME7838AシリーズにMS4640A-041、SM6609を搭載することにより、ME7838Aシリーズの標準機能であるSパラメータ[※4]測定に加え、業界で初めてネットワークアナライザで110 GHz(設定は125 GHzまで可能)までの周波数帯で雑音指数[※5]測定が行えます。これにより、雑音指数測定で従来必要とされていた雑音指数アナライザや信号発生器などが不要となり、100 GHz帯アクティブデバイス用計測器の調達コストを約30%低減できます。

また、MS4640Aシリーズでは、MS4640A-041を搭載することにより、70 GHzまでの周波数帯でSパラメータ測定と雑音指数測定が可能となります。

雑音指数測定は信号に含まれる雑音量を測定するものであり、マイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの評価において、Sパラメータと並ぶ必須測定項目となっています。

アンリツは、1台のベクトルネットワークで雑音指数測定とSパラメータ測定を可能としたことにより、マイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの設備コスト削減に貢献いたします。

 

[開発の背景]

マイクロ波・ミリ波アクティブデバイスは、次世代高速無線通信システムや航空・宇宙レーダー、車載レーダー、電波天文学用レーダーなどさまざまな通信システムで用いられている電子部品です。

マイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの設計・開発では、雑音指数とSパラメータ測定が必須項目となっています。

しかし、100GHz帯のアクティブデバイスでは、Sパラメータ測定のためのネットワークアナライザに加え、雑音指数測定を実施するための雑音指数アナライザ、信号発生器などを個別に使用する必要がありました。

そこでアンリツは、ネットワークアナライザME7838A/MS4640Aシリーズの機能を強化し、新たに「雑音指数測定機能MS4640A-041」と「専用受信モジュールSM6609」を開発しました。

ME7838AシリーズにMS4640A-041、SM6609を搭載することで、業界で初めて、100 GHz帯のマイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの雑音指数測定とSパラメータ測定が1台のネットワークアナライザで行え、測定システムの調達コストを約30%低減できます。また、MS4640AシリーズにMS4640A-041を搭載することにより、70 GHzまでのマイクロ波・ミリ波デバイスの雑音指数測定とSパラメータ測定が可能となります。

 

[製品概要]

雑音指数測定機能MS4640A-041は、アンリツが従来から販売しているネットワークアナライザME7838A/MS4640Aシリーズ共通のオプションソフトウェアです。また、併せて開発した専用受信モジュールSM6609はME7838A用のモジュールです。

ME7838AシリーズにMS4640A-041、SM6609を搭載することにより、100 GHz帯のマイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの雑音指数測定とSパラメータ測定が行えます。

MS4640AシリーズにMS4640A-041を搭載することにより、70 GHzまでのマイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの雑音指数測定とSパラメータ測定が行えます。


[ この製品をもっと詳しく ]

 

[対象市場・用途]

対象市場

半導体メーカー、通信機器、レーダーメーカー

用途

マイクロ波・ミリ波アクティブデバイスの性能評価

 

[ ※用語解説]

[※1] マイクロ波・ミリ波
マイクロ波は、波長が1 μmから10 m、周波数が300 MHz~3 THz(テラヘルツ:1秒間に1兆回周波数が変動する)の電波であり、携帯電話やテレビ放送、衛星通信、レーダーなどで用いられている。
ミリ波は、マイクロ波のなかで波長が1 mmから10 mm、周波数が30 GHz~300 GHzまでの電波を指し、主にレーダーで用いられている。

[※2] アクティブデバイス
各種通信システムの信号源となる電子部品。

[※3] GHz(ギガヘルツ)
周波数の単位。1秒間に10億回周波数が振動することを意味する。

[※4] Sパラメータ
高周波回路の特性を示すパラメータとして一般的に使用されるもの。通常2端子のコンポーネントの反射特性と伝送特性を、S11(順方向反射)、S21(順方向伝送)、S12(逆方向伝送)、S22(逆方向反射)で表す。

[※5] 雑音指数(Noise Figure)
入出力信号に含まれる雑音量の比。

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。