Skip to main content
MENU

LTE端末認定支援ソフトウェアの販売を開始

2012/05/07

LTEスマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定

取得で必要とされる作業が1日で完了

 

アンリツエンジニアリング株式会社(社長:高橋 敏彦 アンリツ株式会社の100%子会社)は、LTE FDD[※1] スマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定(注)取得に必要な試験と試験結果報告書作成を1日で完了できる「LTE端末認定支援ソフトウェアMX702350A」、「LTE FDDオプションMX702350A-001」を開発。4月27日から販売いたします。

MX702350A、MX702350A-001は、LTE FDDスマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定試験に対応したソフトウェアです。JATE技術基準適合認定試験で使用されるアンリツ製シグナリングテスタMD8475AおよびシグナルアナライザMS2690A、市販のデジタルオシロスコープをシステム化できることに加え、JATE技術基準適合認定試験に対応した試験シナリオ[※2]集とJATE[※3]申込用フォーマットでの試験結果報告書作成機能を搭載しています。

MX702350A、MX702350A-001を用いることにより、専門知識を要する試験シナリオの作成や計測器ごとの個別操作、測定後の結果解析、手作業での試験報告書作成などが不要。従来約2週間要していたLTE FDDスマートフォン・携帯端末のJATE技術適合認定試験並びにJATE申込用試験結果報告書の作成が1日で行えます。

アンリツエンジニアリングはすでに、TELEC無線設備技術基準適合証明[※4]用試験システムとして、「LTE技適試験自動測定システム ME7040A」を提供しています。さらに今回、MX702350A、MX702350A-001の販売を開始したことにより、端末メーカーが要求されているTELECとJATE双方の技術基準適合試験の提供を実現。LTE FDDサービスの端末開発効率向上、円滑な普及に貢献いたします。

(注)JATE技術基準適合認定

端末機器が電気通信事業法令の技術基準に適合していることを認定(電気通信事業法第53条)すること。総務省令の「端末機器の技術基準適合認定等に関する規則」により実施される。財団法人 電気通信端末機器審査協会(JATE)が主な登録認定機関であり、端末機器メーカーはJATEに試験結果を報告し、認定を受けている。

 

[開発の背景]

携帯電話等の無線機器は、事前に電波法に基づき、JATEなどの技術適合認定を受けることが必要とされており、LTEについては、技術基準適合認定等に関する試験方法の規則(平成16年総務省告示第九十九号)の一部にLTE方式携帯電話端末(別表第7号)の測定方法が追加されました。

LTE FDDスマートフォン・携帯端末のJATE技術適合認定を取得するためには、総務省の無線設備規則で定められた計測器(基地局シミュレータ・シグナルアナライザ・デジタルオシロスコープ)で試験を実施し、その結果をJATEに申請することが必要ですが、試験シナリオの作成や計測器ごとの個別操作、手作業での試験結果報告書作成など煩雑な作業が発生するため、経験のある端末メーカーでも約2週間要していました。

そこでアンリツエンジニアリングは、アンリツ製シグナリングテスタMD8475AおよびシグナルアナライザMS2690A、市販のデジタルオシロスコープをシステム化し、LTE FDDスマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定試験と試験結果報告書の作成を効率よく行える「LTE端末認定支援ソフトウェアMX702350A」並びに「LTE FDDオプションMX702350A-001」を開発いたしました。

MX702350A、MX702350A-001を用いた試験システムを構築することにより、LTE FDD スマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定に要する作業の大幅な効率化が可能。1日でJATE技術適合試験並びにJATE申込用フォーマットでの試験結果報告書の作成が行えます。

 

[製品概要]

LTE端末認定支援ソフトウェアMX702350Aは、シグナリングテスタMD8475AおよびシグナルアナライザMS2690A、市販のデジタルオシロスコープで、LTEスマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定試験を行うためのプラットフォームとなるソフトウェアです。

FDD LTEオプションMX702350A-001は、FDD LTEスマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定試験に対応した試験シナリオ集とJATE申込用試験結果報告書の自動作成機能から構成されるソフトウェアです。

MX702350A、MX702350A-001をMD8475Aにインストールすることにより、MD8475A、MS2690A、市販デジタルオシロスコープのシステム化が可能。MD8475Aの画面に表示されるガイダンスに従って操作するだけで、JATE技術適合認定試験が行えます。また、MS2690A、デジタルオシロスコープを操作することなく、測定データを収集できます。さらに、取得した測定データからJATE申込用フォーマットの試験報告書を自動作成できます。試験報告書は、オプションで提供している「英文出力オプションMX702350A-010」を利用することにより、英文での作成も可能です。

MX702350A、MX702350A-001を用いた試験システムでLTE FDDスマートフォン・携帯端末のJATE技術基準適合認定試験を行うことにより、試験シナリオの作成や計測器ごとの個別操作、測定後の結果解析、手作業での試験報告書作成などが不要。従来約2週間要していた作業が1日で完了できます。

※MX702350Aは認定取得作業を効率化する製品であり、技術基準適合認定の保証や合否判定をするものではありません。

<参考>

■シグナリングテスタMD8475A

LTEの擬似基地局として動作するシミュレータ。

■シグナルアナライザMS2690A

被試験端末から出力されるRF信号の変化を記録する用途で使用される計測器。

■デジタルオシロスコープ(市販)

被試験端末の高サンプリング分解能が必要とされる測定で使用される計測器。

 

[対象市場・用途]

対象市場

LTEスマートフォン・携帯端末メーカー

用途

JATE技術基準適合認定取得に必要な特性試験とJATE申込用試験結果報告書作成

 

[ ※用語解説]

[1] LTE FDDLong Term Evolution Frequency Division Duplex
LTE規格には、FDD方式とTDD方式の2つがある。FDD LTEは使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時に送受信する方式であり、下り(基地局から端末方向)100Mbps以上/上り(端末から基地局方向)50Mbps以上の通信を可能とする高速移動体通信システム。なお、TDDはTime Division Duplexの略であり、送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送する。

[2] 試験シナリオ
データ転送試験の手順や通信条件を記述したプログラム。

[3] JATEJapan Approvals Institute for Telecommunications Equipment
財団法人 電気通信端末機器審査協会。総務省所管の公益法人であり、電気通信回線に接続する端末機器の技術基準への適合認定業務を公正、 迅速に行っている。

[4] TELEC無線設備技術基準適合証明:
TELECは財団法人 テレコムエンジニアリングセンターのこと。電波法第38条の2第1項の規定により、総務大臣から登録証明機関の登録を受けて、小規模な無線局に使用するための無線設備の技術基準適合証明及び工事設計認証業務を行っている。本技術基準適合証明では、各種無線機器の信号を認証している。

 

[アンリツエンジニアリング株式会社について]

アンリツエンジニアリング株式会社は、アンリツグループの一員として、通信関連計測器の電子回路やプリント板、機構開発および組み込みソフトウェアやアプリケーション、システム開発により、長年にわたって情報通信ネットワークの一端を支えてまいりました。プロセス成熟度モデル(CMM)に基づく開発プロセスの実施によって、お客様へ最先端の技術を高品質かつスピーディに提供いたします。

アンリツエンジニアリングは、ソフトウェア技術、プロトコル技術、テスト技術などを核としたお客様起点の先進サービスやソリューションにより、次世代通信ネットワークの発展に貢献してまいります。

アンリツエンジニアリングに関する詳しい情報は、以下のウェブサイトをご覧下さい。

http://www.anritsu-engineering.com/

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。